ファン感涙!ドミニクのスペシャルイベントを独占レポート
東京ウォーカー
最大9連休という、ゴールデンウィークを超える大型連休となった9月のシルバーウィーク。そのど真ん中、9月22日(祝)に東京・表参道にあるDOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO(ドミニクアンセルベーカリートウキョウ)でスペシャルイベントが開催された。

同店はニューヨーク・ソーホーの本店に次ぐ2号店として、6月にオープンしたばかり。クロワッサンとドーナツを組み合せた「クロナッツ」が、トレンドに敏感な女性たちを中心にブームを巻き起こしている。毎日数量限定で販売されていることもあり、平日でも午前中で売り切れてしまうこともあるのだとか。
ドミニク・アンセル本人の来日に合わせて企画された今回のイベントは、「お客様に恩返しがしたい!」という、本人の強い思いから生まれた。

9月3日に応募を開始すると、全国の女性たちから応募が殺到。「ドミニク・アンセル本人に愛情を込めたメッセージをください!」との質問には、情熱的な言葉が並んだ。中には、原稿用紙3枚分(1200文字)を超える長文も!これには本人もいたく感動していたそうだ。
さて、そんな熱狂のなか迎えたイベント当日。ドミニク・アンセル本人と一緒に菓子作り体験までできる強運の持ち主は…埼玉県在住の会社員・小田島実花さんと、神奈川県在住の主婦・志賀有希さんの2名。



待ち合わせ場所の羽田空港に、ストアマネージャーの山下浩介さんがウェルカムボードを持ってお出迎え。そこからはゴージャスなリムジンで移動!

車内には、星形やハート形のバルーンが敷き詰められており、その大歓迎ぶりが分かる。

2人のために用意されたシャンパンを空けて乾杯(何度も自撮りしたくなる!?)!「まだ、ドミニクさんに会ってないのに、サプライズの連続で涙が出そう。楽しすぎます!」と小田島さんが語れば、「実は、今日の予行演習ってわけじゃないんですけど、先週もお店に行って、どんなイベントになるんだろうって、イメージを膨らませていたんです(笑)」と志賀さんも笑顔で続く。

車内では、映像を見ながらドミニクアンセルベーカリーの歴史などが紹介された。「世界のトレンドの最先端を行くニューヨークでも行列ができるほどの人気なんです。お店のシャッターは毎朝6時に本人が開ける、というエピソードからも分かるように、ペイストリーやお客様への並々ならぬ愛情が皆さんの心を掴んで離さないのかもれしれません」。


乗車して45分ほどで表参道に到着。「観光客やショッピングをするカップルで溢れかえっている表参道にリムジンから降り立つ気分はどうですか?」という質問に、「恥ずかしい気持ちもありますけど、なんだか優越感が半端ないですね(笑)」「こんな機会はめったにないので、一瞬一瞬を噛み締めます!」と答えた2人は、車から降りる際、ものすごい数の視線を浴びていた。


そして、ついにこの瞬間がやってきた。「Welcome to the Bakery !!!」。満面の笑みを浮かべたドミニク・アンセルがお店の前でお出迎え!小田島さんからは、ドミニクに土産が手渡された。中身はおすすめの博多ラーメンだそう。


さっそく店内へ。1階のショップ、2階のカフェをドミニク自らが2人を案内。来店者からは「何が起こっているの?」という羨望の眼差しが!そのまま、本日のメインイベントであるマドレーヌ作りを体験するため、普段は公開していない3階のキッチンへと移動。

コックコートを着た2人に対して、「それじゃあ、1階に降りようか。今日は祝日でかなり混み合っているから、君たちの仕事がたくさんあるよ(笑)!」とドミニク。店内に入ってからは、終始、こんなジョークを繰り返していた…あなたはどこまでサービス精神が旺盛なんだ!


「材料を混ぜるときのコツはなんですか?」と小田島さんが聞くと、「とにかく2人の愛情を精一杯込めることが重要さ!」と的確(!?)なアドバイスを送るシーンも。2人の笑顔を見ていたら、ドミニクもテンションが上がってきたようで、セルフィーを連発していた(1時間で10回以上!)。


マドレーヌをオーブンに入れた後、2階のカフェへと場所を移して、“ドミニクのおもてなしタイム”がスタート。「ミカさん、ユキさん、お腹は空いてますか?今日は、僕の自慢のペイストリーやサンドイッチを心ゆくまで楽しんでくださいね!」。まずサーブされたのは、NYセントラルパークのピクニックをイメージした「セントラルパーク バスケット」だ。ロブスターロール、スイカのガスパチョ、チョコレートブラウニーなどが入ったボックスを見て、「うわー、これ、食べたかったんです!」と2人は喜びの声を上げる。



ここから約1時間にわたって提供されたのは、「フローズン スモア」や「クッキーショット」など、ドミニクアンセルベーカリーの代表作がずらり。さらに、同イベントの3日前に発売された新作「マジックスフレ」と「ロブスター プレッツェル」も登場。後半には、ドミニクと一緒に作った焼きたての「マドレーヌ」も頬張った。

「こんなに幸せな1日、なんかバチが当たりそうです(笑)」(小田島さん)。「ドミニクさんを独り占めにして、他のお客さんに申し訳ないというか…お茶目なシェフと過ごした時間は一生の思い出になります!」(志賀さん)。「クロナッツ」やオリジナルTシャツが入った土産まで用意されていることを知ると、2人は恐縮しきり!


入り口で記念撮影をして、イベントは無事終了!「今度は、ニューヨークの本店で待ってるよ。君たちはスペシャルゲストだから、お店に来たら、『ドミニクはいるかい?』って気軽にスタッフに伝えてね」。最後の最後まで、サービス精神を忘れないドミニク・アンセルはとにかく素敵なシェフだった。遊び心溢れるペイストリーを次々に生み出し、並ぶことが嫌いなニューヨーカーにまで行列を作らせてしまう理由がちょっとだけ分かった気がする。【東京ウォーカー/取材・文=内田準一朗】
同じまとめの記事をもっと読む
この記事の画像一覧(全25枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介