横須賀久里浜の歴史と秋を楽しむ連休ドライブプラン!
横浜ウォーカー
幕末に黒船が初来航した地として知られる神奈川県横須賀市久里浜エリア。浦賀とともに日本の開国・近代化が始まった場所であり、歴史にまつわる観光地が多い。さらに浦賀湾を望む港町であることから、新鮮な海鮮料理を味わうこともできる。今回は、そんな久里浜の数多くある魅力的なスポットの中から、“歴史”と“秋”を楽しめる厳選スポットをご紹介。歴史を学びながら、紅葉や食事など、秋の久里浜の魅力を体感しよう。
日本開国の歴史を感じるペリー公園

ペリー公園は、1853年、米国のペリー提督が黒船で来航し、日本に初上陸した地に作られた公園だ。園内には、横須賀市指定重要文化財の「ペリー上陸記念碑」と、資料館「ペリー記念館」がある。館内では、黒船来航時の久里浜・浦賀周辺の様子をリアルに表現したジオラマと、ペリーに関する貴重な資料を多数展示。ペリーにちなんだ土産品も販売されており、中でも人気商品の「ペリーサイダー」(150円)は、地元の湧水“走水天然水”を100%使用し、爽やかな喉越しを味わえる。日本に炭酸飲料を持ち込んだのはペリーだという説があり、歴史ファンにぜひ飲んでほしい商品だ。
東京湾を一望しながら新鮮海鮮に舌鼓み!

海鮮料理店の生簀屋 海は、その名の通り店内に大きな生簀があり、さばいたばかりの新鮮な魚介類の料理や寿司が味わえる。ランチメニューでは「活刺身御膳」(1650円)がおすすめ。旬の魚の刺身をメインとするボリューム満点の御膳料理で、大半の来店客が注文するという。座席は、座敷席とカウンター席の2種類。座敷席からは東京湾を一望でき、フェリーなどの行き来をのんびり眺めながら食事ができる。カウンター席は目の前に生簀が置かれ、魚をさばく様子などを間近で見られる。
横須賀市内で最も古い公園でハイキング

浦賀湾に面した丘の上にある愛宕山公園は、1891年開園の横須賀市内で最も古い公園だ。ペリーの浦賀来航時、交渉に当たった中島三郎助の招魂碑建立に併せて整備された。自然豊かな園内には「咸臨丸の出港記念碑」や「与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑」が建てられており、浦賀・久里浜の歴史や文化などに触れられる。また、展望台からは浦賀港を一望できる。10、11月は紅葉が見ごろを迎えるので、ハイキングにもおすすめ。
東京湾フェリーでクルージング

東京湾フェリーは、神奈川県久里浜港から千葉県金谷港を結ぶ貨物客船を運航している。通常の乗船券のほか、観光客におすすめの「遊覧乗船券」(大人1030円、小学生510円)を販売。この券は、久里浜港から金谷港の往復航路を遊覧できるもので、船上から豪華客船の往来や三浦半島方面に沈む夕日などを眺めながら、優雅なひとときを過ごせるのが魅力だ。またフェリー停泊地には、サービス施設「久里浜フェリーサービスセンター」があり、横須賀の名産品の購入や食事が可能。
連休は、秋の久里浜をゆっくりドライブしながら、食や歴史、景観を楽しんでみては。【横浜ウォーカー】
同じまとめの記事をもっと読む
この記事の画像一覧(全12枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介