さんま御殿で一躍話題に！宮城夏鈴に独占インタビュー

9月1日放送のバラエティ番組「踊る！さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演するや、そのルックスと、天然の癒し系キャラで話題騒然となったモデル・宮城夏鈴。沖縄出身の23歳ということ以外、プロフィールが解禁されていない彼女の所属事務所ライジングへコンタクト。デビューに至るまでの経緯や、プライベートの過ごし方など、パーソナルな情報をたっぷり語ってもらった。

9月27日に行われた「東京ガールズコレクション2015」をはじめ、10月24日(金)には「ガールズアワード2015」、25日(土)には沖縄県豊崎美らSUNビーチにて開催の「RACo琉球アジアコレクション2015」にも出演するなど、多くのコレクションに続々出演が決定！ファッションブランド「JURIANO JURRIE」の契約モデルにも起用された彼女。だがSNSを見ると、ギターやピアノを弾いている写真が掲載され、歌や演技のレッスンも受けているという。いったい、彼女は何者なのだろう？

質問したところ、その解答はあっさりしたもので、「とにかく、自分の体を通して、何かを表現することがしたかったんです。スカウトされたときも、モデルであったり、アーティストであったり、特定の何かに縛られずに、広い視野で芸能活動をして見ないか？と誘っていただいて。面白そうだなと思ったので、今年の2月に上京してきました」と話してくれた。

ちなみに彼女は、もともと活動的な性格だそうで、「小学5年生から高校3年生までの間、ひたすらバスケットボールに打ち込んでいました。高校卒業後は、英語を勉強したかったのでコミュニティカレッジに通って、半年後にはひとりでアメリカ横断旅行をしたり（笑）。ひたすら電車やバスを乗り継いで、いろんな都市を回りました」とコメント。

さらにアリゾナ州では、実際にグランド・キャニオンに登ったそうで、「馬に乗って、グランド・キャニオンまで行くツアーがあったので参加したんです。その日は、グランド・キャニオンの麓にあるインディアンの村に泊めてもらったりして。とにかく昔から、人がやらないことをしたい性格で。その旅行を終えて、沖縄に帰ったときにスカウトされたんです」とのこと。

そうして上京から半年、地道なトレーニングを重ねていた宮城が、初めて公の場に登場したのが、「踊る！さんま御殿!!」だったというわけだ。その日は“沖縄出身芸能人スペシャル”というテーマで、そうそうたるメンバーが出演。彼女はそこに、沖縄出身の新人タレントとして出演したのだ。

その日の放送では、出演者が順番に“沖縄から上京してきて驚いたエピソード”を話していく展開に。宮城は「上京した翌日に、都内の飲食店に行ったんですけど、なぜかおしぼりが器の乗って出てきたんですよ。東京だと、おしぼりもこんな形で出てくるんだと思って掴んだら、実は厚焼き卵だったんです。沖縄では、あんな形で卵焼きが出てくることはなかったので、すごくびっくりしました」といったトークを披露し、会場を盛り上げたという。

そんな彼女だが、自身の強みはどこにあると考えているのだろうか？「よく、天真爛漫だねと言われます。誰とでも仲良く喋れるといいますか、沖縄のムードで、自分のペースに持っていくのが得意です。でも、強みというより、単純に私自身も人と話すのが好きなので、自分も楽しんでいるから、周りの人にも楽しんでほしい…という気持ちが強いですね。がんばり過ぎない“なんくるないさ”な雰囲気がいいねって言われると嬉しいです」。

「踊る！さんま御殿!!」に出演後、週刊誌などで“第2のビヨンセ”というキャッチフレーズが使われるようになったが、これにはどういった意味が込められているのだろうか？「自分ではひと言も言っていないんですよ。以前、ボイストレーナーの先生から、『いいものを持っているね。第2のビヨンセになれるよ』と言われたことがあるんですけど、それがどんどん広まって、キャッチフレーズになってしまった…という感じです(笑)。でも逆に、それくらい有名になれるように、がんばりたいですね」

続いて、よそでは語られていない、プライベートの過ごし方について質問してみた。「映画が好きなので、よく名画座の目黒シネマに通っています。2本立てなのに1500円で見られるので、すごくお得なんですよ。お休みの日は映画を見てから、カフェ巡りをすることが多いですね」。また、料理が趣味だそうで、「築地で新鮮な魚を買ってきて、料理したりしています。先日、新しい部屋に引っ越したんですけど、キッチンが大きくて使いやすいので、今まで作ったことがない料理にも挑戦したいですね。あと、せっかく作るからには、大勢の人に食べてもらいたいので、ちょくちょくホームパーティも開きたいです！」と話してくれた。

モデルとしての活動はもちろん、今後はタレントやアーティストとしての活躍も期待される宮城夏鈴。気になる人はSNSをこまめに確認し、彼女の動向をしっかり押さえておきたい。【東京ウォーカー/取材・文＝ソムタム田井】