ちゃんこに初っ切り、相撲がいっぱい「けはやまつり」開催!
関西ウォーカー
10月10日(土)~12日(祝)の3日間、奈良県葛城市の葛城市相撲館「けはや座」で「けはやまつり」が開催される。
これは葛城市相撲館「けはや座」の25周年を記念して開催される催しで、日ごろは見られない相撲関連のイベントが多数予定されている。
10日13時30分からのオープニングセレモニー後は「けはや座」の名誉館長で、葛城市観光大使でもある河内家菊水丸と山下和弥葛城市長のトークショーを開催。相撲をこよなく愛する菊水丸が、相撲に関するあれこれを語る。同日15時からは菊水丸による河内音頭「葛城名所~当麻蹶速」も披露される。
また、3日間を通じ、佐渡ヶ嶽部屋の力士・琴宏梅(ことこうばい)、琴隆成(ことりゅうせい)による「初っ切り」が行われる。初っ切りは相撲の禁じ手を、コントのように紹介する見世物。花相撲や巡業でしか演じられず、本場所では見られないレアな出し物で、コミカルな演技が会場の笑いを誘う。このチャンスにぜひ見ておきたい(10日14:30、11日10:00、15:00、12日10:00)。そのほか11日14:00からは「相撲甚句」の披露も。
ほかにも相撲の世界を体験できるイベントが目白押し。3日間を通じ、同館西側の駐車場では振る舞いちゃんこを販売する。また、地元の店が出店、野菜や加工品などの即売会も。
11日11:00~12:00は、ワークショップ「相撲字体験」を開催。番付表でおなじみの相撲字の書き方をこの機会に覚えよう。こちらは当日申し込みが可能(先着20名)。
入場券は1000円で佐渡ヶ嶽部屋風ちゃんこ1杯無料と同部屋力士との記念撮影の特典付き(満席になり次第締切)のほか、当日販売の2階立見席(300円)もある。
12日13:00からは第1回當麻蹶速杯「大和なでしこ尻相撲大会」が行われる。一般から公募した女性が尻で相撲を取る。観覧は自由。優勝者は初代横綱となり、佐渡ヶ嶽部屋の力士との取り組みにも挑戦できる。
「けはや座」は相撲の開祖と伝えられる「當麻蹶速(たいまのけはや)」を顕彰する資料館で、歴代横綱の手形や相撲関係の資料が多数展示されている。館内には本場所と同サイズの土俵も。本場所の土俵は女人禁制だが、こちらは展示土俵なので女性も上がれる土俵として人気を呼んでいる。
【取材・文=ライター 鳴川和代】
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