新“ビーチの妖精”坂口佳穂が語るビーチバレーの魅力

東京ウォーカー(全国版)

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話題のビーチバレーボールプレーヤー、坂口佳穂選手。ビーチバレーボール本格参戦となった今シーズン、坂口選手は国内トップカテゴリーであるJVAビーチバレーボール・シリーズA、セカンドカテゴリーとなるJBVツアーと、計6大会に出場した。19歳の若手として注目を浴びる彼女がビーチバレーの魅力を語ってくれた。

「開放的で楽しい!」とビーチバレーの魅力を語る坂口佳穂選手


――高校まではビーチバレー未経験だったそうですが、競技を始めたきっかけを教えてもらえますか?

おととし(2013年)、父とビーチバレーボール川崎市長杯を見に行ったのがきっかけです。会場がすごく開放的で音楽もかかっていて、選手のみなさんがとても楽しそうにやっているのがとても印象的で、「私もやりたい!」って思いました。

――それまではビーチバレーに対してどんな印象を持っていましたか?

「暑そう!」って思っていました(笑)。それから、砂の上でよくあんなに動けるなあって。

――ビーチバレーを始める前は何かスポーツをしていましたか?

小1から中3まではインドアのバレーボールをしていました。高校に入ってから「バレーとは違うことがしたい」と思ってダンス部に入りました。最初は一番部活の日数が少ないからって言うのが理由でした(笑)。でも、入ったらすごい厳しい部活で…「なんじゃこりゃ!?」って。3年間鍛えられました(笑)。

――坂口さんが生まれた年、1996年のアトランタ・オリンピックからビーチバレーはオリンピックの正式種目にもなりました。坂口さんが思う、ビーチバレーの魅力を教えてもらえますか?

屋外ということですごく開放的だし、2人でやるスポーツなので絶対に自分がボールに触るんですね。その自分のプレーがダイレクトに結果につながってくるというのが、インドア(のバレー)とはまた違った魅力なんじゃないかなと思います。

――尊敬しているアスリートの方がいらっしゃれば教えてください。

レスリングの吉田沙保里さん!“人類最強の女子”ってすごくないですか!

――他のスポーツを見たり、ビーチバレー以外でこれが得意というものはありますか?

テレビで放送しているときは、いろいろ見ています。わりとスポーツは何でもできるタイプだと思っているんですけど(笑)、たとえばバッティングも、すごく得意というわけじゃないですけど、やるのは好きです。ボールを投げるスポーツは好きですね。

――現在、大学生ですが、学業とトレーニングの両立はいかがですか?

課題や提出物は授業の合間や空き時間にすべて終わらせるようにしています。練習の後は疲れて寝てしまって、家ではできないから、大学にいる時間に終わらせてますね。トレーニングは、ほぼ毎日あります。フローターサーブのコースの打ち分けや、レシーブ練習、走ってボールを拾いにいくというのを連続で何本もやっていて、きついです(笑)。あとは、スクワットやベンチプレスといったウェイトトレーニング。しっかりやらないと体が痛くなってしまうので。これからもっと肩の筋肉をつけて、スパイクもバシッて決めたいです! それから、今、興味があるのはヨガですね。体幹もしなやかに鍛えられそうだなって。

――競技を始めて、体つきは変わったと思いますか?

高校の頃の友達に会うと「たくましくなったね」って言われます。自分では、太ももが…(笑)。タイトスカートをはくと、こう、太ももが出ちゃうというか、「あれ、こんなんだったっけ!?」って(笑)。ちょっとは筋肉がついてきたんだなって思います。

――リフレッシュしたいときや、休日の過ごし方を教えてください。

リフレッシュしたいときは実家に帰ります。家族に会いに行って、ストレス発散というか、ばーっといろんなことを話して、おいしいご飯を食べて(笑)、すっきりして帰ってきます。

――Twitterを積極的に活用されていますが、ファンとの交流など、アスリートにとってSNSの存在はどんなものだと思いますか?

ビーチバレーは日本ではまだマイナーな競技なので、Twitterで試合のことを「いついつ、どこでやります!」って書いたら、見に行きたいっていう人が、その情報を得て、見に来てくれるかな?って思っています。ちょっとずつでも広めていって、人気が出てきたら、スポンサーが大会について賞金も上がったり、選手のモチベーションも高くなって、次の強い選手が生まれるかなと思うんです。

――水着でプレーする競技ですが、最初はやってみていかがでしたか?

最初は恥ずかしかったんです。でも、上に着て練習をしていたら、半袖焼けやスパッツ焼けが目立ってしまって、そっちのほうがかっこ悪いかも…って。他の選手を見ていたら、肌が黒く焼けていて筋肉が引き締まっていて、かっこいい!って感じるようになりました。

――これからビーチバレーはオフシーズン。気温の低い時期に、筋肉を冷やさずトレーニングすることが重要になると思います。アスリートとして、普段のトレーニングではどんなことを心掛けていますか?

やっぱり、体を温めることですね。冷えていると体がちゃんと動かないので、怪我をしないように、体を温めてからトレーニングするようにしています。

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アディダスの新ウェアに「着心地もよくてあったかい!」と笑顔でコメント


――保温効果や透湿性にも優れたアディダスの新ウェア「climaheat」を着用されていますが、着心地や印象はいかがですか?

見た目がすごくかっこよくて、肌触りや着心地もいいんです。軽くてごわごわしていないので、動きやすいし、特に冬には欠かせないアイテムだと思います! 冬でも運動したいって人はたくさんいると思うんですけど、寒くて外に出たくなくなっちゃうと思うんです。でも、これを着たら風も入ってこないし、体もすぐ温かくなって、寒がりな人にもおすすめです!

――では最後に、今後の抱負や、アスリートとしての夢を教えてください。

ビーチバレーJBVツアーの大会が地元の宮崎でも開催されるんですけど、そこで優勝して、おばあちゃんを喜ばせることが私の夢です!おばあちゃん、大好きなんです。

インタビュー中も笑顔を絶やすことのない坂口選手。ビーチバレーという競技を心から楽しんでいる様子が伝わってきた。来シーズンもさらなる飛躍を期待したい。【ウォーカープラス編集部/浅野祐介】

浅野祐介

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