下町の本所吾妻橋でタバコの浮世絵を鑑賞

東京ウォーカー

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11月3日(火・祝)~12月13日(日)、リニューアルオープン記念展「浮世と喫煙具 世界に誇るジャパンアート」がたばこと塩の博物館で開催。たばこと塩の博物館は、2015年4月に渋谷区神南から墨田区横川に移転しリニューアルオープンした。今回はリニューアル後初めての展示となる。

浮世絵黄金期に活躍した、喜多川歌麿の作品「当時全盛似顔揃(とうじぜんせいにがおぞろい)扇屋内花扇 よしの たつた」(喜多川歌麿1794年頃~)


ここでしか見られない作品も


たばこと塩の博物館では、時代や絵師に関わらず、喫煙具や喫煙風景の描かれた浮世絵を約1800点所蔵しており、その中から約28名の絵師による浮世絵を展示。

注目の作品は、喜多川歌麿の「当時全盛似顔揃(とうじぜんせいにがおぞろい)扇屋内花扇 よしの たつた」(1794年頃~)。「花扇」は吉原遊廓の遊女屋“扇屋”の高級遊女の源氏名で、描かれているのは四代目の花扇。1974年に駆け落ちした関係で、ほかの博物館などでは「花扇」は「花」に、また「よしの たつた」が削除されているなど、名前が明記された作品は、現在はたばこと塩の博物館のみが所蔵している。

背景に「雲母摺(きらず)り」という技法が用いられた、東洲斎写楽の「敵討乗合噺(かたきうちのりあいばなし)四代目松本幸四郎の肴屋五郎兵衛」(1794年~)も見逃せない。

11月15日(日)には「北斎と墨田」、29日(日)には「写楽と歌麿の謎をめぐって」と題した講演会が14:00から3階視聴覚ホールで行われ、無料(入館料別途、先着120名)で参加できる。

喜多川歌麿や写楽などの浮世絵を鑑賞して、歴史に思いを馳せてみては。【東京ウォーカー】

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