動員30万人以上を記録して名古屋に上陸! 超話題の展覧会がヤバい
東海ウォーカー

途方もない年月をかけて進化してきた“生命”の軌跡に迫る大規模な巡回特別展「生命大躍進 ―脊椎動物のたどった道―」が、12/13(日)まで名古屋市科学館で開催されている。日本初公開となる超重要な化石のほか、リアルな実物大模型や4K映像もふんだんに用意され、“脊椎動物”の歴史を分かりやすく知ることができる。われわれ人類がそこに含まれているにもかかわらず、あまりに長すぎて日ごろ意識しない(できない)進化の過程を、DNAに関する最新の研究成果を織り交ぜて紹介している同展。先に開催された東京展には30万人以上を動員しており、その注目度の高さはうかがえるだろう。

展覧会を楽しんだあとに忘れず立ち寄りたいのが、「生命大躍進」のミュージアムショップ。なかでも特筆すべきは、確信犯的なユニーク商品だ。頭ではいけないことだと理解しつつも、ついつい「誰が買うの、コレ?」という思いが心の底から湧き出てしまう「オリジナル巨大ウミサソリぬいぐるみ」(大きさ約2.2m、¥324,000)はその筆頭。「ハイチュウ」とコラボした会場限定商品「ハイ三葉虫」(¥734)も当然要チェックで、“骨骨骨バナナ味”と“発掘ストロベリー味”というエッジの利いたアバンギャルドなフレイバーがおみやげに喜ばれそう!? そのほかに、精巧なフィギュアで世界的に知られる「海洋堂」が手掛けた、“品切れ必至”なオリジナルカプセルフィギュア(全5種、各¥400)はぜひとも手に入れておきたい一品である!

また、名古屋展では、会場でも紹介されている8体の生物が立候補した「選抜総選挙」を実施中! 会場にある投票券で、「これはスゴい! やっべぇぞ!!」と思った生物に票を投じよう。投票状況は特設ページでいつでも見ることが可能だ! 最終的に見事1位に輝いたメンバーがセンターになる!?…わけではないが、スペシャル壁紙となってダウンロードできるようにはなる。

ちなみに、記事執筆時点(10/18現在)でトップをひた走るのは、ジュラマイア。どこかネズミに似ているルックスが“今どきの子”だが、実は初めておなかの中で赤ちゃんを育てたとされる偉大なお方だ。僅差で猛追する2位のダンクルオステウスは、6~10mと巨大な体躯と強靭なアゴを持っていた、たぶん“元・海のギャング”(現在の担当はシャチさん)。会場には大きな頭部の復元骨格のほか、実物大模型も展示されているので、ぜひその迫力を体感してほしい。しかし、われわれ人類に最も近いホモ・サピエンスは苦戦を強いられており、現在6位。いわば人類の親戚が、下から数えた方が早いという状況に置かれているのは実に切ない。というわけで、頑張れ、ホモ・サピエンス! それいけ、ホモ・サピエンス!!

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