フジのアナウンサー集結!進化する“朗読ライブ”とは
東京ウォーカー
1996年から12回に渡って開催されてきた、フジテレビのアナウンサーのよる朗読舞台。これまで「ラヴシーン」をテーマに、夏目漱石の「それから」や、「冷静と情熱のあいだ」などを朗読して話題になってきたが、今年は演劇倶楽部『座』の俳優とコラボし、“演劇”の要素を加えて“かつてない朗読ライブ”になるという。
「演出する壤晴彦さんの下、私たちアナウンサーがどこまで“未知の世界”に飛び込んでいくのか、実は私たちにもまだわからないんです」というのは、今回出演するフジテレビアナウンサー・奥寺健さん。
「壤さんは文学作品を“地の文の語り手”と“役を演ずる俳優”によって『演劇』として創り上げる『詠み芝居』を確立した方です。今回の『源氏物語・宇治十帖』も原文の美しさと、演劇による観やすさを併せ持ち、『読み』と『演技』による立体的な“宇治の世界”が広がります」(奥寺さん)
…と聞くとなにやら難しそうにも聞こえるが、雰囲気を盛り上げる重要な要素として音楽の生演奏があったり、和服の生地を使いつつ、スタイリッシュな“洋”のデザインで源氏の時代を表した衣装など、“朗読+演劇”が入り混じっての見どころは実に多い。
「さらに愛と情念の現場としてベッドシーンもあるんです。この奥深い演出の中で、アナウンサーがどこまで未知の世界に踏み込んでいけるのか。新しく生まれ変わった朗読舞台を、どうぞお楽しみに」(奥寺さん)
気になる演目は日本を代表する古典「源氏物語」の中でも、光源氏亡き後の宇治を舞台に、源氏の遺児・薫を中心に愛と情念の物語が繰り広げられる「宇治十帖」。イベントは「朗読レジェンド『源氏物語・宇治十帖』」と題して、7/11(土)と12(日)に東京の四谷区民ホールで実施される。チケットはS席5000円(前売4500円)、A席4500円(前売4000円)。一般券は6/6(土)から演劇倶楽部『座』、チケットぴあ、ローソンチケットにて発売。
須田哲夫アナなど大ベテランから、“カトパン”こと加藤綾子アナなど人気の女子アナも登場予定のこのイベント。今年は“話のプロ”と“演劇のプロ”の融合をじっくりと楽しんでみては。【東京ウォーカー】
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