自民vs民主の「国会丼」も!霞ヶ関の“官公庁メシ”とは
東京ウォーカー
官公庁が集まる霞ヶ関は、言わずと知れた日本の中枢。民間人としては、なかなか行きづらい場所だけど、実は知る人ぞ知る、「安ウマ公共食堂」の宝庫でもある。しかも、厳しい入館チェックなしに入れてくれるところもあり、意外にその門戸が広い。
たとえば、“白米”のお膝元「農林水産省」は、日本の米と野菜を多くの人に味わってほしいという思いから、霞ヶ関では珍しく入館証なしで入れる。メニューは、国産食材にこだわり、宮城産の米、茨城産の白菜など、全国各地の食材を季節替わりで使った食材が楽しめるのが特徴だ。たとえば、「日替わり定食」は650円。千葉産の牛肉をはじめ、国産食材を多用した「すき焼き定食」など、ラインナップも豊富だ。
また、「国会丼」なる名物料理が食べられるのは「国立国会図書館」。食堂は、図書館利用者なら、誰でも入れるので安心だ。「国会丼」(500円)とは、自民党を牛丼、民主党をカレー、国民を温泉卵に見立て、1つの丼にした変わり種丼のこと。なぜ、牛丼が自民党なのか、その“見立て”の理由も気になるところだが、わざわざ食べにいってみる価値は大アリだ。
一方、ゆでたての無添加生そばを食べられるのは「東京高等裁判所」だ。空港のようなセキュリティーチェックはあるものの、比較的入りやすく、食堂が3店もあるのが特徴。中でも、「藪伊豆」は、行列ができることもあるという人気店で、注文を受けてから大釜でゆで上げるコシの強い無添加そばと、鹿児島県枕崎のカツオ節とサバ節で作った、コクのあるダシがかなりうまい! ちなみに、「きざみ鴨汁そば」は480円。もちろん価格は「公共食堂価格」なのでご安心を。
他にも、7店の飲食店を持つ「総務省」や、4種類の日替わり定食を楽しめる「東京家庭裁判所」など、どれも、値段だけでなく味やバラエティーにもこだわっていて、行くだけで楽しめるのがうれしい。
機関によっては、受付票の記入や身分証明書の提示など、入館チェックがハードなところもあるが、一度入れば、キレイなオフィスビルのようなので居心地もバツグン! ぜひ一度足を運んでみては? 【東京ウォーカー】
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