立川で所蔵漫画1万冊超の銭湯を発見!
東京ウォーカー
「立川湯屋敷 梅の湯」の休憩所に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、漫画がズラッと並ぶ本棚。所蔵冊数は約1万冊以上と、さながら漫画喫茶の雰囲気を持つ一風変わった銭湯だ。

遊び場も兼ねる銭湯
創業75年以上を誇り、銭湯としての設備はもちろんだが、そのほかの充実ぶりが郡を抜いている。まず「宇宙兄弟」、「クローズZERO」などを始めとする漫画や雑誌の数々、スロットマシンや昔懐かしのテーブル型テレビゲーム機、「ワンピース」などのフィギュアやプラモデルが整列する飾り棚。男性にはたまらないチョイスで銭湯を盛り上げるのは、「立川湯屋敷 梅の湯」3代目店主の佐伯雅斗さんだ。
「自身の漫画を1000冊ほど持ち込んだところ、予想以上の反響をいただいたのがキッカケです。本の増加にともない、ご夫婦やカップルの来店が増えてきましたし、また、3000冊を超えたぐらいから、雑誌などにも取材されるように。どうせなら、やりすぎだよと言われるくらい壁一面を埋めてしまおうと思い、冊数がここまできました」と笑顔で語る。今では、専用の棚をオーダーで作ってしまうほどだ。
そのこだわりは銭湯の設備にも反映されており、東京都の銭湯では初の岩盤浴を設置し、ワンコインで楽しめるようにしたほか、今年の2月にはサウナをリニューアル。さわやかな木の香りが漂う空間は、溜まった疲れを吹き飛ばすにはもってこいだ。
1階の露天風呂は吹き抜けの作りになっており、見上げると青く塗られた壁が空と一体化し、すこぶる爽快な気分にさせる。2階の露天風呂にはつぼ湯が張られ、冬至には柚子湯を楽しめる。
磨き上げられた浴室からは、佐伯さんがいかにこの「立川湯屋敷 梅の湯」を大切に受け継いでいるかがひしひしと伝わってくる。
寒さが厳しくなる季節、立川市にある唯一無二の銭湯で体も心もポッカポカにしてみては?【東京ウォーカー】
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