「えのすい×チームラボ」が贈る幻想的なクリスマス
横浜ウォーカー
新江ノ島水族館(神奈川藤沢市)で好評開催中の、夜の水族館をデジタルアート空間にする「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」。12月4日(金)からは、「花と魚 - 相模湾大水槽」のクリスマス演出が始まる。期間は12月25日(金)まで。

2015年7月から始まった同イベントは、デジタルアートを中心に、幅広い作品を手掛ける「チームラボ」との新江ノ島水族館のコラボ。プロジェクションマッピングを使い、魚の動きに合わせて変化していく展示は世界初となり、11月23日には来場者数が34万人を達成した。
注目の「花と魚 - 相模湾大水槽」は、館内では最大規模の水槽となる「相模湾大水槽」の辺り一面がプロジェクションされ、魚や岩に花々が咲き渡るアート空間となる。プロジェクションの光は、通常の水槽照明よりも弱いものだが、映像そのものが水槽照明に代わるため、やわらかい光となって空間を照らす。さらに、大水槽の周りの花々は、魚が近くを横切ると、いっせいに散っていく仕掛けだ。
この展示は、あらかじめ記録された映像を再生、投影しているのではなく、魚たちの動きに影響を受けながら、その姿は常に変化していく。その瞬間にしか見ることができない、“一瞬”のアートとなる。12月4月(金)からは、クリスマス用の特別演出となるため、すでに来場した人も、新たな発見があるだろう。光る球体が、衝撃に反応して音や光を放つ展示「呼応する球体と夜の魚たち」も、11月7日からクリスマス演出となっているのでおすすめだ。

また、大人から子どもまで楽しめるのが「お絵かき水族館」だ。紙に描いた魚を機械に読み込ませると、壁に投影された水槽の中を泳ぎまわる。描かれた魚たちは、人の手が近づくと逃げ出したり、エサを与えると群がったりと、本物のような動きを見せる。
その他、期間中は、有人潜水調査船「しんかい2000」を使って深い海の浮遊感をイメージした展示「空書 ライン、魚、そして、しんかい2000」や、約50mもの空間が広がり、光と音楽に反応するテラスバー「インタラクティブオーシャンバー」など、“夜”の水族館を楽しめる。今だけしか見られない「えのすい」の姿を堪能してほしい。【横浜ウォーカー】
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