【関西珍百食】Menu4 「稲川○二もぎゃふん!? 妖怪が出る商店街に、恐怖のラーメン現る…」

関西ウォーカー

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過ぎ去りし夏、期間限定のお化け屋敷も次々と終了し、モノノケの類はまた永い眠りについた…と思いきや、年がら年中妖怪が出っぱなしというエリアを発見! しかもその場所が街の平和の象徴「商店街」というのも恐ろしい。さっそく現地へ急行せねば!

京都・北野白梅(はくばい)町にある「大将軍商店街」へ到着(すごい名前…)。お昼時でにぎわう商店街を一歩ずつ進みます。すぐ横の衣料品店から凍てつくような視線を感じ、振り向くと店頭にはでーんと妖怪が座っているではないですか!「うわーっ!」と驚きつつも、あまりの堂々とした登場っぷりとそのひょうきんなイデタチに、「水木マンガで見たやつとはちょっと違うなぁ」と首をひねる私。先に進むごとに、次から次へと妖怪が現れます! この商店街は妖怪に占拠されてしまったのか…と、一軒の料理店に逃げ込みました。

「いらっしゃい!」と、緊張感なくにこやかに出迎えてくれたご主人。すっかりお腹が空いていたので、ラーメンを注文します。ほっとしたのも束の間、数分後、出てきたのはムラサキの麺に黒いスープという、恐怖のビジュアル…。その名も妖怪ラーメン(750円)!「イカスミで作った黒いスープは闇の、赤いのはパプリカで血のイメージ。で、ピータンは一つ目小僧ね」としたり顔のご主人に、「説明聞かなわからんけど…」とつぶやきつつもツルリ。「見た目はげんなりやけど、あっさり味で結構イケる!」。さっきまでの恐怖を忘れて、一気に完食してしまいました。

なんでもこの「大将軍商店街」では「妖怪ストリート」の名の下、妖怪を使った町おこしをしていて、各店の前には、手作りの妖怪オブジェを置いているんだとか。妖怪ラーメンも、その名物として考えられたんだそう。

秋になっても冬になっても、稲川○二ならぬとも(笑)、妖怪に会いたくなったら行ってみて。

【関西ウォーカー編集部/薮 伸太郎】

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