“普通のおじさん”が1人で20年かけて築いた城って?

東海ウォーカー

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昔もいまも、城は男のロマン。成金の金持ちが城を模した自宅や店を築くケースは珍しくない。が、フツーのおじさんが城や塔を築き上げてしまったなんて、信じられる?

まずは、三重県伊勢市にある「ミニチュア姫路城 白鷺苑」。そう、城主(?)の井村さんは自分1人でコツコツ約20年もかけて築城しちゃったんです、姫路城を。わざわざ背景に電柱や建物がない場所を選び土地を購入。そしてたった1人で本物と見間違うばかりの1/23の巨大模型を作るなんて、まさに空前絶後。幅16m・高さ4.5mのスケールは圧巻だ。

さらに言えば、ヘタウマ造詣で庭を埋め尽くす人はしばしばいるが、本家が脱帽したほどのリアリティへのこだわりはまさに国宝級! サムライや馬の人形、シャチホコは奥様が陶芸教室に通って作ったというから、夫婦愛もハンパじゃないのだ。しかも見物人がわんさか来るのに、観光地じゃないからと金を一切取らない清廉潔白さ。これぞ平静の名君だ!

そしてもう1つ、今度は廃材で造ったゆる〜い塔「喫茶 五重塔」(岐阜県下呂市)をご紹介。家主の早川さんによると、小屋でも造ろうと思ったら意外と廃材が多く、結果的に五重になってしまったんだとか。そして庭にある約80点の彫刻もゆるさの極み。子供の落書きを立体化したかのような邪念ゼロの造形は、これぞピュアアート! しかも素材は裏の川で拾った石と、これまた地球に優しいリサイクルなのだ。「塔を造ったのは15年ほど前かのぉ」(10年前も同じこと言ってた!)、「作品は1個3万円くらいかの」(意外といいお値段!)と、じいちゃんとのゆるいトークもお楽しみあれ。【詳細は東海ウォーカー6/10発売号に掲載】

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