暴風雨もへっちゃら!?進化した“傘”のスゴイ機能

東京ウォーカー

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梅雨も真っただ中になり、各地で局地的な豪雨も観測されるようになった。それに比例するように、機能性に富んだ傘の売れ行きが好調のようだ。「耐水性、耐風性の強い傘を求められる方が増えています」とは東急ハンズ新宿店レイングッズ担当の中江さんの話。

まずは強風に耐える“折れにくさ”を備えた形状で話題になっている、オランダからやってきた「センズアンブレラ」(7140円、折りたたみ5250円)。今までの傘の概念を覆す斬新な流線型の形状により風を受け流すことで、傘が裏返らないのだ。

なんと本国での実験では100km/hの強風でも裏返らなかったほどで、折りたたみタイプでも60km/hに耐えるという。販売する東急ハンズ新宿店によると、発売からすでに100本以上を売り上げる人気ぶりだそう。

耐風タイプの傘ではほかに「ライゼンタールアンブレラ」(3150円)もおすすめ。通常、傘の骨は均等間隔で組まれているが、こちらは8本の骨組みのバランスが異なり、開いたときにスクエア形になるというユニークな傘だ。この構造により強風で裏返っても骨が折れにくく、簡単に元に戻すことができるのだという。

一方、“極小”の機能傘も人気だ。折りたたみの傘は収納時に20cmを超えるものが多い。しかし米メーカー「Totes」は「折りたたみ時15cmと非常にコンパクトで、さらに色柄が10種類以上と豊富なので若い女性客を中心に人気です」とのこと。1890円と安価なら2本目の傘として買うのもいい。しかもオープン時は直径100cmと十分大きいので機能性も十分だ。

また、本国ドイツで“折りたたみ傘”の代名詞ともなっているメーカー「クニルプス」(6090円〜)も注目だ。X1タイプは折りたたみ時の長さg約17.5cmでTotesより若干大きいが、それでも20cm以下。しかも布カバーのほかに、防水加工ではないが厚手のケースが付き、使用後の濡れた傘を収納すれば満員電車で周囲の人に迷惑をかけるなんてことも回避できる。「コンパクトで丈夫、さらにデザインが豊富なことで人気です」と中江さん。小さいだけでなく親骨にグラスファイバーを使用して強靭、ジョイント部分はアルミ素材で、2種類の素材を使うことで228gと軽量化にも成功している。

このようにどんどんと耐風化、ミニ化、軽量化されている傘。手軽なビニール傘ももちろんいいが、1本くらいは用途やデザインにこだわり、昨今の暴風雨対策に取り入れてみてはいかが?【東京ウォーカー】

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