家電、IT、グルメ…2016年にヒットするモノはコレだ!
東京ウォーカー(全国版)
今年は、一体何がトレンドになるのか?「家電」「ホビー」「IT」「グルメ」の4ジャンルから、各分野の識者にヒット予測をしてもらった。これから世間を騒がせるモノをいち早く知っておけば、人気者になれる&モテること間違いナシだ!
4Kテレビが一般に普及
まずは家電。「2016年は、BS放送による4K/8Kの試験放送が開始される他、4K対応ソフトの規格化など、普及に向けて環境が整いつつあります。また、撮影した動画をネットにアップするなど、単なる視聴のみではなく、発信コンテンツとしてのニーズも生まれています」。そう分析するのは、家電専門ライターの熱田浩司氏。数年前から発売されている4Kテレビに加え、4K/8K対応の撮影機材やその周辺機器、さらに高画質動画の配信に適したメディアサーバーといった機器が一般に広がり、人の目により近い映像美と臨場感が、自宅にいながら味わえる時代が来るのだ。

ロボットブーム本格化
次はホビー。「昨年あった家庭用ロボットのブームを受け、今年はホビー界にもその波がやってきます」。「価格.comマガジン」で、ホビーやおもちゃのレビュー記事を中心に活動するカカクコムの堤智代氏は言う。また「おしゃべりロボットの『OHaNAS』や『Robi Jr.』の登場を皮切りに、今後はその能力がより強化され、個体別に個性が生まれる」とも予測している。
そういう意味では、今年発売予定の「RoBoHoN」は強烈な個性を持っている。通話やメール、カメラや液晶タッチパネルといった携帯情報通信端末機能との融合が実現した画期的なモノだ。おもちゃは今後、単なる玩具としてではなく、生活に欠かせないモノとして手に入れる時代が来るかもしれない。

VRデバイス・技術に注目
続いては、日進月歩のIT業界。先進技術に精通するリクルートテクノロジーズ アドバンスドテクノロジーラボの米谷修氏は「高性能で比較的安価なVR(仮想現実)デバイスとその技術から目が離せない」と話す。そのなかでも注目しているのは、「テレイグジスタンス(遠隔臨場感)」のシーン。「テレイグジスタンス」とは、昨年、一気に市民権を得た「ドローン」などに搭載したカメラをVRデバイスと同期し、実際の映像をリアルタイムで体感すること。「これまでVRはあくまでも仮想現実(CG)が中心だったが、今後はリアルな映像を遠隔地で体感できるようになる」という。規制による影響はあるだろうが、この技術が一般に広がるのもすぐそこだ。

ガストロノミーの大衆化
最後はグルメ。「2016年のキーワードは、ずばり『大衆ガストロノミー』です」。そう予測するのは、食のトレンドを配信するフードスタジアムの編集長・佐藤こうぞう氏。ガストロノミーとは、料理を多角的に考察する美食術(学)とも言われるもので、かつてスペインにあった世界一予約のとれないレストラン「エル・ブリ」が有名。ワンスプーン料理や調理に液体窒素を使うといった、五感を楽しませてくれる料理が挙げられる。それが、「近年ではガストロノミーが大衆化し、身近になりつつある」という。レストランとしては少し高級なラインだが、特別な日に女性を連れて行けば好感触は間違いない。

それぞれの識者が予測した結果は、どのジャンルも革新的なものばかり。2016年は、各方面のエンジニアたちが生み出した技術が実用化されはじめ、一般に広く普及し、文化となるための礎の年になるのではないだろうか。今年は、これらの動向から目が離せない。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです
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