「裏方に感謝すべし!」小宮山雄飛が語る最強のロック映画

東京ウォーカー(全国版)

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音楽バンド、ホフディランのボーカル兼キーボードとして活動するだけでなく、ラジオやインターネット番組などでMCを務め、さらには渋谷区観光大使も務めるなど、多方面で活躍するアーティスト、小宮山雄飛。

ホフディランの小宮山雄飛がロック映画について熱く語る


今回は、アマゾンの見放題・映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で視聴可能な作品のなかから、おすすめの1本をセレクトして語ってもらった。小宮山雄飛が選んだ、自身の音楽制作にも影響を与えたという作品が、2004年公開のコメディ映画「スクール・オブ・ロック」だ。

【写真を見る】破天荒な主人公デューイを演じるジャック・ブラックTM & COPYRIGHT (C)2016 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.


「Amazonプライム・ビデオ」は、年会費3900円でAmazonプライムに入会すると、追加料金なしで映像作品を無制限に視聴できる会員向けサービス。プライム会員は、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を無料で利用できる他、100万曲以上が聴き放題の「プライム ミュージック」なども楽しめる。

「音楽とは、みんなで作るものだと再認識させられた」


――本作を観たきっかけは、ご自身がミュージシャンだから…ですか?

「それもありますが、以前から主演のジャック・ブラックが好きで、出演作はほとんど見ていたんです。彼自身、もともと過激なライブパフォーマンスで知られるミュージシャンだったので、作中では、そのぶっ飛んだキャラクターがしっかり反映されていたのが良かったですね」

――ミュージシャンだからこそ分かるネタや、セリフ回しも多いそうですね。

「制作側も意識していたと思いますが、物語の構成はコメディ・ミュージカルの名作『ブルース・ブラザーズ』に通じるところがありますね。主人公が仲間たちとバンドを結成して、ひと儲けする話で『スクール・オブ・ロック』はその子どもバージョンと言えますね。作中に登場する子どもたちは全員個性的ですし、ジャックの演技もかなり破天荒で、大人が観ても十分楽しめる作品になっています。公開当時、本作を観た知り合いのミュージシャンも皆、面白いと言っていましたよ」

――音楽を題材にした映画の場合、バンドのメンバーだけがクローズアップされがちですが、本作は裏方にもスポットライトが当たっていたのが印象的です。

「照明や衣装の担当スタッフの仕事や、マネージャーの活躍もしっかり描かれているのがいいですよね。『表に出て歌っているメンバーだけが偉いんじゃないぞ』と、子どもたちを通して、音楽業界の裏側をちゃんと見せているところが素晴らしい」

――本作を見て、自身の音楽活動にどのような影響がありましたか?

「いわゆるロックスターの映画って、主人公の成功と挫折のみに焦点を当てた物語が多いのですが、本作の場合『音楽とは、バンドのメンバーやスタッフも含めて、全員で作るもの』という点を大々的に謳っていて、僕の音楽仲間たちも全員、そのことに改めて気づかされたと言っていました。だから、音楽制作自体の変化いうより、日々の活動をサポートしてくれるスタッフさんを大切にするようになった、というのが一番影響を受けたところだと思います」

――印象に残っているシーンを教えてください。

「学校の授業で、ロックの系譜を説明するシーンが面白かったですね。あのシーンは、本当にロックの歴史に精通していないと描けないですよ。それと、子どもたちに宿題だと言って、ロックのアルバムを手渡すシーンもお気に入りです。一人一人の適性を見抜いて、各人に最適なアルバムを渡していくんですけど、そのチョイスが絶妙。制作側のこだわりにニヤリとさせられました」【東京ウォーカー】

<本作と併せて見たいウォーカープラスおすすめの「Amazonプライム・ビデオ」作品はこちら>

■「ブルース・ブラザース」

テレビ番組の人気コーナーに出演していたキャストとバンドメンバーが集まり、ストーリーをつけて映画化したミュージカル・コメディ。刑務所から出所した主人公が、弟やかつての仲間たちと共にブルースバンドを再結成。世話になった孤児院に寄付金を贈るため、悪戦苦闘するさまが、体を張ったギャグのようなコメディタッチで描かれる。

■「フットルース」

ロックやダンスが禁じられた田舎町に転校してきたレン。抑圧された高校生活に苛立ちを感じる彼は、自由を取り戻すため、ダンスパーティーの開催を提案するが…。都会育ちの青年が、保守的な住人たちと衝突を繰り返しながらも、徐々に隔たりを克服していく様子を描いた青春ドラマ。後にミュージカル化もされ、日本でも定期的に上演されている。

■「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

ベトナム戦争で英雄的な活躍をしたジョン・“フォーリーフ”・テイバックの書いた回顧録「トロピック・サンダー」の映画化が決定し、アクションスターのタグ・スピードマン、トップコメディアンのジェフ・ポートノイ、演技派俳優カーク・ラザラスらが、役者人生をかけて参加。しかし、撮影は5日目にして早くも予算オーバー。なんとしても映画を成功させたい監督は、リアルな撮影を強行するため、俳優達をジャングルの奥地へと連れ出す。しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する本物の戦場だった。彼らは撮影と勘違いしたまま、本物の戦争に巻き込まれて行く…。

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