原宿の新名所!小宮山雄飛がキュープラザの魅力に迫る
東京ウォーカー
こんにちは、渋谷区観光大使兼クリエイティブディレクターの小宮山雄飛です。
渋谷区の観光を盛り上げるのが観光大使の役目ということで、今回は渋谷区のなかでも僕の地元中の地元、原宿に昨年できた新たなランドマーク、キュープラザ原宿に行ってきました。

地元感を演出するために、今回も自転車で駆け付けて、まず向かったのは9階にあるピッツェリア カンテラ。とにかくテラスからの眺めが最高!ここだけの話、地元というよりもはや近所と言った方がいいくらい、僕の実家と近いので、なんとテラスから僕の実家も見えます(笑)。ということで、なにかあったらすぐ家に帰れるというのも同店の魅力の1つです(それは僕だけですが…)。

こちらでは、イタリア製の薪窯を使った本格ピッツァが人気ですが、実は本格ピッツァと素敵な景色の両方を味わえる店舗というのは少ないんです。
というのも、薪窯ってメチャクチャ重いらしいので、通常2階以上に運ぶのがとても大変で、イタリア製の薪窯を使ってるピッツェリアはどこも路面店(1階)なんです。そんな重い窯を、同店は建設時になんと明治通りを一部封鎖して、クレーンで9階まで上げたそうで、その費用だけでなんと250万円!窯自体が約600万円ということは、9階で本格ピッツァを食べるには、850万円もかかる計算。そう考えると、1枚1000円台のピッツァがどれもお安く感じます。

今回は宮崎の地鶏とチーズが乗ったその名も「宮崎」(1750円)をいただきましたが、チーズと卵のトロトロ感の相乗効果が、実に美味!これぞ850万の味。
続いて向かったのは8階のオリジナルパンケーキハウス。アメリカ・ポートランドの有名店です。実は、元旦に原宿の隠田神社へ初詣に行った際に寄って、言うなれば今年の「パンケーキ初め」をした思い出深い店舗です。

今回は、その時はオーダーしなかった「ダッチベイビー」(1340円)を注文。別皿で付いてくるホイップバター、レモン、粉砂糖を全部かけて食べるのですが、相当濃い味になってるだろうと思ったら、これがレモンの爽やかさで軽くなっていておいしい!シンプルながら、あとを引く味で、箸ならぬフォークとナイフが止まりません!
それにしても、日本にあるアメリカのパンケーキ店で出すドイツ生まれのダッチベイビーって、もう完全に国籍不詳ですね(笑)。

さらに、1階にあるキュープラザ原宿、唯一のファッションショップであるセンスオブプレイスへ。こちらはフラワーショップとカフェも併設していて、ファッションショップというよりは、店舗自体が街の一角といった趣なので、洋服を買わなくても店内を歩いてるだけでも楽しめます。

最後は、地下1階にあるヘアサロン、ウォーレン・トリコミ ニューヨークへ。同店のオーナーであるエドワード・トリコミが、あのジョニーデップ主演の映画「シザーハンズ」のモデルなのだそう(だから主人公の名前エドワードだったんだ!)。それにしても、「シザーハンズ」のモデルということは、“手がハサミなの?”とか、“やっぱり両方の手で切るの?”などと興味が湧きますが、聞いたところ、手はハサミではないそうで(笑)、ハサミも片手にしか持っていないのですが、両手を使って髪をワサワサしながらガンガン切って行く動きは、まさに「シザーハンズ」!WEBにも動画がありますから、興味ある人は検索してみてください!

というわけで、駆け足でキュープラザ原宿を巡りましたが、まだまだ気になる店舗がたくさん。通い詰めて全店舗制覇してみるのも面白いかもしれません!【東京ウォーカー/取材・文=小宮山雄飛】
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