伊豆大島で体験したい絶景!三原山ハイキング
東京ウォーカー
3月21日(月)まで椿まつりで賑わう伊豆大島。今の時期は名物のツバキの花が見ごろだが、古くからのシンボルはやはり三原山だ。
三原山とは、約1700年前と1500年前に起こった噴火できたカルデラの中に、安永の大噴火(1777年)によって生まれた円錐状の小火山(中央火口丘)のこと。外側の外輪山と、中央火口丘の内輪山に区別される。
1986(昭和61)年の噴火で全島避難となり、火口周辺は立ち入り禁止となったが、1996(平成8)年に解除。現在は遊歩道も整備され、伊豆大島を代表する観光スポットとなっている。
三原山のおもなハイキングコースは6つ設定されている。
外輪山にある山頂口から内輪山の噴火口まで延びる遊歩道を行く「山頂遊歩道」は、約2kmのコースで所要時間は30分程度。アスファルトで舗装されており、歩きやすいので初心者にピッタリだ。
同じく山頂口を出発し、外輪山に沿って噴火口へ向かうのが「表砂漠コース」。表砂漠とは、噴火口の西側にある大溶岩流のことで、逆に東側に広がる大溶岩流は裏砂漠と呼ばれている。約2.6kmのコースで所要時間は約40分。足場の悪い溶岩の上を歩くので、靴は歩きやすいものを用意しよう。
噴火口に辿り着いてから楽しめるのが、お鉢めぐりコースとも呼ばれる「火口一周遊歩道」。その名の通り、迫力ある噴火口を1周できる絶景ルートだ。約2.5kmあり、所要時間は40分程度。噴火口までのコースを入れると1時間以上の行程だが、ここまで来たら歩かない手はない。
帰路に利用してほしいのが「温泉コース」。噴火口と外輪山の北側に位置する大島温泉ホテルを結ぶ、約3.4km、55分のコースだ。溶岩石群を突っ切り途中で望める裏砂漠は、まるで月世界のような雰囲気。ホテルは日帰り温泉にも対応しているので、疲れた足腰をじっくり癒そう。
この他、裏砂漠を横断する「大砂漠コース」、裏砂漠を横目に東側の海岸に抜ける「テキサスコース」があるが、どちらも上級者向けなので、ガイドを依頼するなど、事前の準備をして臨みたい。【東京ウォーカー】
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