【旅レポートVol.1】美味しすぎる鯖にリアルな河童!? 姫路城だけじゃない播磨エリアの魅力をお届けします
関西ウォーカー
2015年3月にグランドオープンした世界遺産・国宝姫路城。真っ白になった姿が話題となり、2015年度ではすでに220万人以上が来場、盛り上がりを見せています。この勢いを、播磨地域全体への周遊に広げようと、「播磨広域観光モデルルート」が設けられました。
そしてその観光スポットを紹介するためのプレスツアーが実施され、記者が同ツアーに参加。姫路城だけではない、播磨エリアの魅力を体感してきました。
【姫路とれとれ市場】その日に捕れた魚を姫路市内で!

まず向かったのは、2015年3月にオープンしたばかりで、姫路随一の大型フィッシュモール「姫路とれとれ市場」。魚の宝庫である瀬戸内海・播磨灘で捕れる魚を、姫路市内で気軽に味わってほしいとオープンした市場です。
毎朝、播磨灘で捕れた新鮮な海の幸が運ばれ、購入はもちろん、さばいてもらって同モールの食堂で頂くこともできます。春はサワラ、夏はハモ、秋から冬のにかけてはぼうぜ鯖とカキが旬なのだそうです。
私が試食したのは、ぼうぜ鯖。一切れ食べての感想は「お、美味しすぎる!!」。ふつうの鯖に比べて脂がのっているのですが、あとに引くようなしつこい感じではない。そしてぷっくりもっちりした食感で食べごえたがありました。「プライベートでまた来たい!」と思うほどの美味しさ。ぼうぜ鯖にがっちり胃袋を掴まれました(笑)。平均1尾2,000円で購入でき、こちらももちろん、さばいて貰ってすぐに頂くことができます。
【綾部山梅林】海が見える梅林は壮大なスケール

初っ端からぼうぜ鯖の美味しさに完全ノックアウトされた私は、播州への期待をさらに高めながら、たつの市へと移動。つぎに向かったのは、24ヘクタールもある広大な「綾部山梅林」でした。約300種類以上もの梅の木が2万本も植えられている同スポットは、海の見える梅林として有名で、美しい景観がさらに魅力的です。
2016年の観梅期間は2月20日~3月21日(日)の約1か月で、見頃は2月下旬から3月上旬かけてとのこと。今回伺ったのは2月中旬ということもあり、咲いている梅の花はチラホラでしたが、かすかに早春を感じることができました。そして、梅が満開になる見頃の時期には、どんなに素晴らしい景色が目の前に広がるのだろう、と想像をかきたてられるほどの壮大なスケールでした。毎年観梅期間には、5万人が訪れるそうで、柏もちの販売に甘酒のふるまいなど、ちょっとした楽しみも準備されています。
今回の訪問で、黒崎梅園組合の黒田組合長から運営の苦労話など、舞台裏の話も聞くことができ、さまざまな人々が尽力し、この美しい梅林が維持されているのだな、と少し感慨深くなりながら同園をあとにしました。
【姫路SORANIWA】姫路一の眺望でフレンチ

次に向かったのはお待ちかね!?のランチ会場。「姫路SORANIWA」というフレンチレストランでした。ビル6階に位置する同レストランは、姫路城正面に面しており、姫路城を望みながら、料理を頂くことができるのが、このお店の特徴の一つとなっています。
また、提供される料理は、契約農家から仕入れた野菜や地元の銘柄豚などを使用するなど、地産地消のもとに作られています。今回頂いた「SORANIWAコース(3,500円)」にも、地元のものがふんだんに使われていました。ソースなど使わなくても充分甘くて美味しい野菜や、ジューシーなサーロインを使った肉料理、地元のほうれん草で作ったシフォンケーキなど、姫路城の美しい姿を眺めながら、美味しい料理を堪能するという、何とも贅沢な時間を過ごすことができました。
なお、ディナーは完全予約制。行きたい人はまずご予約をお願いします!
※旅レポートはVOL2に続く→http://news.walkerplus.com/article/73622/
【取材・文=関西ウォーカー編集部 小笠 智子】
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