大人も夢の世界へ！大人のみ入場できる月イチイベント「大人のレゴ®ナイト」潜入レポート

昨年4月に大阪・天保山にオープンした屋内型エンターテインメント施設「レゴランド®ディスカバリー・センター大阪」(大阪市港区) 。レゴ®ブロックの世界が広がる楽しい空間で、オープン以来大人気のスポットとなっています。

通常は大人だけの入場はできず、子供同伴でないと入ることができない夢の世界。しかし、月に一度、18歳以上の大人のみが入場できる「大人のレゴ®ナイト」が開催されています。

その「大人のレゴ®ナイト」が3月上旬に開催され記者が参加。楽しい夢の世界を、オススメ施設3つを中心にご紹介します。

オリジナルのクルマで競争！

まずは、「レゴ®レーサー： ビルド＆テスト」。ここは、自分の思うままにパーツを組み立ててクルマを作り、走らせることができるコーナー。そして「大人のレゴ®ナイト」のみ、コースを使ったマシンの速さを競うイベントが開催されます。

この日も、各自オリジナルのマシンをひっさげ、"大人たち"がレースに挑んでいました。スタートラインにクルマを並べて、よーいドン！スムーズに走るもの、ひっかかって動かないものなど、同じパーツで作っているのにさまざまでした。優勝すればプレゼントが貰え、今回は女性がプレゼントをゲットしていました。またデザイン賞も設けられているので、途中で負けてしまっても最後まで期待してみてください。

頭をフル回転してチャレンジ

次は「ノーインストラクションチャレンジ」。レゴ®ブロックで作られた完成見本と同じものを、説明書やヒントなしで作っていくというものです。子供たちにレゴ®ブロックを教える先生であるマスターモデルビルダーとなった中山かんなさんが完成見本を見せながら、ゲームの方法を解説してくれます。

今回の作品は「とり」。中山さんが「難しい作品です」と言うぐらい、複雑な構成になっている模様。ブロックがどうつながっているのかを考えながらのゲームなので、頭をフル回転させなければなりません。私も挑戦しましたが、組み立てている最中にボロボロとれてしまい、最後は悲惨な状況に。。しかしかなり頭の体操にはなりました。長い間使っていなかった頭の一部分を使うと気持ちが良いもので、次回も絶対挑戦したいと思います。ちなみに、今回制限時間内には完成したのは一人だけ。みんなも苦戦を強いられていました。難しい！

毎回満席になるほどの人気プログラムなので、入場したらすぐに予約するのがオススメです。

レゴ®ブロックの世界に住みたい！

最後は「ミニランド®」。100万個以上のレゴ®ブロックで大阪の街が再現された世界が広がります。大阪城に道頓堀、関西空港や大阪駅、心斎橋など、見慣れた風景が並んでいて、眺めているだけでワクワク！

なかでも私の目を釘付けにしたのが大阪市中央公会堂。微妙な色合いに、レトロな雰囲気までそっくり！また前に停まっている大阪市営バスが、公会堂付近の雰囲気を醸し出すのに一役かっていました。本当にうっとり見とれてしまうほどの出来栄え。何でも表現できてしまうレゴ®ブロックの奥深さに感服です。いつまで見ていたかった…。

想像力を発揮できるエンタメ施設

今回体験して思ったことは、ここは単に受け身で楽しむだけではなく、自分の創造性を発揮しながら楽しむ施設でもあるということでした。「レゴ®レーサー： ビルド＆テスト」や「ノーインストラクションチャレンジ」がまさにそうで、どちらも自分のアイデアや想像力を駆使すれば、より楽しむことができる。そういう点において、このレゴランド®はほかのエンタメ施設に比べると特異であり、また強みであると感じました。

今回ご紹介できませんでしたが、レゴのキャラクターが目の前に飛び出してくる「レゴ®スタジオ4Dシネマ」に、2月に完成したばかりの、ペダルをこいで高く回るアトラクション「マーリン・アプレンティス」など、ほかにも魅力的なアトラクションがたくさん。また大人気シリーズ「レゴ ニンジャゴー」の世界観をテーマにしたアトラクションも4月に完成とのことですので、ますますパワーアップするレゴランド®に期待がまた膨らみます！

次回は3月22日(火)に開催予定。月に一度しか開催されない貴重なイベントですので、ぜひ参加してみてくださいね。

【取材・文＝関西ウォーカー編集部　小笠 智子】