【潜入レポート】3月19日(土)グランドオープンする巨大ショッピングモール 「イオンモール堺鉄砲町」に行って来た。
関西ウォーカー
3月19日(土)9:00、大阪府堺市にイオンモール堺鉄砲町がグランドオープン。これに先駆け、報道陣にその全容が公開。関西ウォーカーを代表して潜入取材を敢行!
イオンモール堺鉄砲町は南海本線七道駅からすぐで、国道26号線に接し、阪神高速道路15号堺線住之江出口からもすぐ近くと交通アクセス抜群。
10万2000平方メートルという広大な敷地の中でも一番眼を引くのが、外の広場にある重厚でレトロな「赤レンガ館」だ。イオンモール堺鉄砲町は堺で近代産業ををけん引したダイセル堺工場跡地に建てられており、1908年にできたこの赤レンガ館は、セルロイドの国産化に奮闘した当時を今に伝える貴重な建造物だ。イオンモール堺鉄砲町オープンを機に「カプリチョーザ ピッツァ&ビュッフェ」として生まれ変わる。天井高11メートルの開放的な空間で窯焼きピザをはじめとするイタリアンが楽しめる。また、前の広場にはステージや休憩スペースが設けられ、イベントなども開催される予定だ。
専門店は近畿初出店14店舗、大阪初出店9店舗を含む160店舗が入る。1階はレストラン街。スープが選べて肉や野菜が食べ放題になる「鍋’s KITCHEN」近畿初出店となるほか、大阪初出店の「ワンカルGRILL」、仙台の牛たんが食べられる「仙台牛たん 森商店」が登場する。
2階には国内最大級のクラフト専門店「アークオアシス」が大阪初出店。ビーズアクセサリーやレザークラフト、アートフラワーが充実しているほか、講師陣による教室なども開催されるとあって、ハンドクラフト好きにはたまらないお店となりそうだ。
記者が驚いたのは3階の中央には1000席を誇る巨大フードコート「フード テラス」。大きな窓が開放感満点で、神戸発祥の人気カツ丼専門店「かつ丼 吉兵衛」や香川の讃岐うどんの人気店「竹清」など、行列ができる人気店ぞろい。
アミューズメントの「ソユー ゲームフィールド」も注目。UFOキャッチャーなどで遊べるほか、だれでも無料で体験できるデジタルインスタレーションが用意されている。デジタルスタジオWOWのアート作品「工場と遊園地」をアレンジした「フーセン工場」では、人の動きがスクリーンの映像に反映されるので、アートの登場人物になったような感覚を味わえる。地元堺の人気書店「天牛堺書店」もあり、新刊本、古書を合わせて18万冊の書籍がそろう。ゲームや本探しに1日中楽しめそう。
核店舗となるイオンスタイルも、堺鉄砲町ならではの品ぞろえ。堺の伝統工芸品の包丁や地場産業の泉州タオル、福井県小浜の箸など、メイドイン堺、泉州、大阪、日本にこだわった商品がそろう。それぞれ名入れサービスなど、ギフトにも対応。包丁はとぎや引き取りなどもしてくれる。
1階の「Depo de Sante」は野菜や果物の甘味と栄養をじっくり抽出する「コールドプレスジュース」が味わえるお店。西日本エリアで初めての登場だ。そのほか堺の農産物ブランド「堺のめぐみ」や「大阪エコ泉州堺そだち」などの地場野菜や大阪産のオーガニック野菜、岸和田漁港や和歌山串本漁港から直送された魚介類など、地元の幸がそろう。
また、店内には随所に地元堺を意識した意匠が凝らされている。モールの天井の格子模様は江戸時代の町家をイメージしたものであったり、江戸時代の南蛮屏風のレプリカを展示するなど、イオンモール堺鉄砲町は、ショッピングだけではなく、堺の歴史や文化も体験できる、楽しさ満点のイオンモールだった。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】
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