鈴木奈々、夫への手紙に号泣「愛してるが止まらない」

2016年3月21日

東京ウォーカー

モデル、タレントとして活躍中の鈴木奈々が、今年で開業3周年を迎える商業施設「KITTE」(東京都千代田区)のセレモニーイベント「春のメッセージフェスタ」に登壇した。会場からは歓声が上がり、2015年のテレビ番組出演タイトル本数で女性タレント第1位の人気をうかがわせた。

「KITTE」開業3周年記念イベントに登壇した鈴木奈々、夫への愛のメッセージを朗読

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司会者から「昨年はテレビにもたくさん出演されて、忙しかったのでは？」と聞かれると、鈴木は「(テレビ番組出演タイトル本数第1位について)びっくりしました。有吉(弘行)さんとNHKでお仕事をさせていただいていたときに、有吉さんから『一本一本全力で仕事をしてる』という話を聞いて、有吉さん自身も誰かからいただいた言葉みたいなんですけど、私も『一本一本を全力でやろう』と思ってがんばりました。有吉さんにその言葉をいただいて勇気が出ました。有吉さんの言葉で、仕事の熱意もすごく変わりましたね」と語った。

会場のKITTEは、旧東京中央郵便局の建物を一部保存・再生し、日本郵便が手掛ける商業施設。それにちなみ、“手紙”にまつわるエピソードについて聞かれると、鈴木は「旦那さんに手紙をもらったときもすごく嬉しかったんですけど、実はもっと嬉しかったことがあって…事務所に届いたある手紙です。男性の方から届いた手紙で、(2011年3月11日に)震災が起きて、その後に届いた手紙に『僕の娘が震災以降、笑わなくなってしまった。笑顔を一度も見られなくなった。でも、鈴木さんをクイズ番組で見て、震災後、初めて笑った。笑顔を初めて見ることができた。本当にありがとう』と書いてあった。本当に嬉しくって。私の姿を見て娘さんが笑ってくれて、そのお父さんから手紙をいただいてすごく嬉しかったです」と語ってくれた。

「私のお父さんと同じくらいの年代でしたね。文字に熱意が込められていました。私、その手紙が来る前は悩んでいたんです。芸能界に私って合うのかなと思っていました。トークとか難しいし、心も折れかけていて、テレビの仕事って難しいなって思っていたときにその手紙が来て、私でも人を笑顔にすることができるんだと感じて、私もテレビに出てたくさんの人を元気にさせられたらいいなと思いました。テレビの仕事をがんばろうと思いました。(その後、その方には)返事を書いて、ムービーも撮って、送りました」と感動のエピソードを明かした。

手紙を書く良さについても、「相手のことをすごく考えられるし、相手の温かさを感じられますね。字って、占いとかよりその人のことがわかる気がします。書く文字で性格とか今の気持ちが表れる気がします。私の書く字はとっても大きいです(笑)」と話した。また、今年でちょうど結婚3年目を迎えたことに触れ「5年間お付き合いして、結婚して2年たって、ケンカもたくさんして、やばいなって時もあって、それを乗り越えて、3年目に突入しました」と振り返り、「結婚生活はすごくいろいろあるけど、最近もケンカして、逆にそのケンカで自分たちが気づかされました。相手を空気のように感じていたのに、大切な存在だなと気づかされました」としみじみ語った。

今回のイベントで、夫への感謝や日頃の思いを便せんにしたためた鈴木は、「旦那さんに手紙を書くのは初めてです」と照れながら手紙を朗読。「いつもありがとう」という思いがこみ上げ、号泣してしまう一幕も。「大好きです」と愛を伝える言葉で締めくくり、その手紙をポストに投函。鈴木は「もう、泣いちゃいました。“愛してる”が止まらないです！」と興奮気味にのろけた。

イベントの最後には、「手紙で皆さんも感謝をたくさん伝えていただきたいです。手紙だと、すごく伝わることがたくさんあると思うので。照れるかもしれないけど、たくさん書いて、たくさん想いを伝えてほしいです。私もおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、友達に手紙を書きたいです。みなさん、一緒にたくさん手紙を書きましょう。みなさんありがとうございます！」と鈴木らしい明るさで会場にメッセージを送った。