愛猫を守るために!知っておきたい猫の病気
東京ウォーカー
人間と同じように、猫にも様々な病気がある。「猫がかかりやすいのはどんな病気?」「愛猫を病気から守るために飼い主ができることは?」
猫専門病院の獣医師がそんな気になる疑問に答えてくれた。
以下、わんにゃんウォーカー4月号 特集「かわいい家族のために 知っておきたい猫の病気」より抜粋。
【感染症】
●侮ってはいけないノミやダニ
猫に多いのはノミ。血を吸われすぎて、貧血になることもあります。重症化すると、それが原因で命を落とすことも。何より、常に体がかゆいのはかわいそう。ノミがいるかどうかを確認するには、ブラッシングをした後、ティッシュペーパーの上でブラシをトントンと叩きます。もしも、黒い粒が落ちたら水を1滴垂らしてみましょう。赤くなったらノミの糞です。また、ダニから病気が感染することもあります。ダニは見つけやすいので、耳の中や首筋の毛を分けると発見できます。ノミやダニを予防するには、“スポット”と呼ばれる液体の薬を、皮膚に垂らす方法が効果的です。
【呼吸器の病気】
●猫がぜんそくになったらこまめな掃除が重要
最近増えている猫のぜんそくは、意外と多い病気でもあります。実は、ぜんそくになるのは人と猫だけ。症状はもちろん咳で、苦しそうにカッカッと咳をし、20~30秒続くこともあります。ひどい場合は呼吸困難に陥ることも。治療は投薬ですが、同時に、部屋をきれいに掃除し、布団などをこまめに洗濯することも怠ってはいけません。飼い主さんが愛猫のためにできることは、人間のぜんそくと同じなのです。
【アレルギー】
●根気よく付き合いたいアレルギーを持った猫
猫に多いアレルギーでは、目の際上など皮膚が薄い部分が赤くなる、お腹が緩くなるといった症状が表れます。アレルゲンとして考えられるのは、ハウスダストや食事など。猫にもアレルゲン検査はありますが、精度が低いため、生活環境やフードを変えて、アレルゲンの特定をします。1つずつ試すため、時間がかかることを覚悟してください。特定の食材がアレルゲンになっていることもあります。アレルゲンを排除するのと同時に、かゆがるようならステロイドで抑えてあげましょう。
猫の病気について、さらに詳しく知りたい人は「わんにゃんウォーカー4月号」をチェック!猫がかかりやすい感染症や、腎臓・泌尿器の病気、呼吸器の病気などについて紹介している他、愛猫のために飼い主が普段から気を付けるべきことも解説している。ぜひチェックして愛猫を病気から守ろう。【東京ウォーカー】
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