小宮山雄飛が「これぞ、ザ・渋谷!」なホテルを体感
東京ウォーカー(全国版)
渋谷区観光大使の小宮山雄飛です。僕が観光客の目線で地元のホテルに泊まってみるこの企画。2回目は渋谷エクセルホテル東急を訪ねました。今回も地元アピールをするべく、自転車で行ってみようと思い、念のため問い合わせてみると「すみません、駐輪場がないんです…」とのこと。そりゃそうだ、渋谷駅とも直結で、羽田・成田からのリムジンバスや地方からの高速バスの停留所まであるこのホテルに自転車で泊まりに来る人はいません。ということで家から徒歩で泊まりに(それもそれでいないだろうけど)。


「これぞ、ザ・渋谷!」と呼びたくなるほど、渋谷の街のど真ん中に建っているだけに、窓からは渋谷の街全体をばっちり見下ろせます。一番の見どころは、いまや海外からの観光名所にもなってる渋谷のスクランブル交差点!
ハロウィンの日は、あそこがゾンビや骸骨の格好をした人達で溢れ返るのかと思うと、宿泊客も怖くて眠れないんじゃないかとも心配になりますが、それもまた渋谷ならではの風物詩でしょう。


夕食は最上階にある日本食レストラン「旬彩」へ。個室にはそれぞれ渋谷の地名がついていて、僕が案内された部屋は「松濤」。なんと!偶然にも僕の出身幼稚園は松濤幼稚園…こういう部分にさりげない渋谷愛を感じます。
渋谷のど真ん中にありながら、外の喧騒を一切感じさせない落ち着いた空間で食べる繊細な料理は格別の味。ハロウィンでなければ外にソンビがいることもありませんので安心してください。

食後は同じく最上階にあるレストラン「ア ビエント」にある全席が窓に向かうソファー席のエリア「ベルビュー」へ。こちらから見えるのは湾岸方面の夜景。夜景好きとしては同じホテル内で違う角度の夜景もしっかり楽しめるのは嬉しい限り。余談ですがこの日の取材は担当編集(男性)と2人きり、最高の夜景を前に横並びでジュースを飲む2人。レストランの人も「この人達、一体何者?」と見ていたことでしょう。その後部屋に戻って最高の夜景を見つつ就寝。あ、安心してください、泊まりは1人ですから。

次の日の朝は早起きして6時30分に洋食ブッフェへ。朝一のブッフェの利用客は僕以外全員欧米のビジネスマン、例えるなら芸人の厚切りジェイソンみたいな感じで、みんなものすごく大きな体、いかにも世界を飛び回ってるデキる男という感じ。朝一にブッフェに来る人達の会話をちょっと聞いてみたら、「(英語で)昨日とにかく腹が減って、夜中にラーメン食べ行ったよ!アハハハ!」「ああ、オレも3時に目が覚めて、しゃぶしゃぶ食べ行ったよ!ウハハハ!」って、どんだけパワフルなんだよ。でも、それも納得できるくらい、こちらのブッフェは野菜が充実していて、とてもヘルシー。特に4種類用意されていたカラフルなドレッシングはどれも美味で、朝からサラダをもりもり食べてしまいました。
渋谷駅前という立地らしく、早朝から深夜まで渋谷を24時間堪能できる渋谷エクセルホテル東急こそ、実は観光客だけじゃなく東京の遊び人も楽しめるホテルかもしれません。【東京ウォーカー/取材・文=小宮山雄飛】
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