公開中!映画「無伴奏」主演の成海璃子インタビュー
関西ウォーカー
直木賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を成海璃子主演で映画化した「無伴奏」。日本中で学生運動が盛んに行なわれていた1969年の宮城・仙台。時代の影響で学園紛争に参加している多感な女子高生・響子は、バロック喫茶”無伴奏”で出会った大学生・渉と恋に落ちる。しかし渉にはある秘密があり、響子は思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。響子を演じた成海璃子に本作について話を聞いた。
―オファーを受けた時、どのような印象を受けましたか?
成海「出演のお話をいただいた時は、22歳だったので高校生役に驚きました(笑)。脚本を読んでみても意外な役柄だったので、矢崎仁司監督にお会いしてお話をうかがってから正式に出演を決めました」
―響子はどのようなキャラクターでしょうか?
成海「未熟な部分もありますが、いろんなものを背負って生きていく役なので私も覚悟して挑みました。渉を好きになって突っ走ってしまうので、演じていてとてもエネルギーを使いましたね。でも、振り返ってみると私自身も彼女のように一生懸命になれた現場だったと思います」
―渉役の池松壮亮さんはどのような印象でしたか?
成海「池松くんは自然に現場に溶け込むタイプの俳優さんだなと思いました。一番身近な存在で、すごく頼れる方だったので、私も安心して身をまかせることができました。撮影を終えた今では戦友という思いがあります」
―矢崎監督の撮影現場はいかがでしたか?
成海「監督は衣装にとてもこだわりをもたれていて、着心地や洋服を着た姿を見て衣装を決めていきました。他の現場では体験したことのないことだったので驚きましたね。また撮影は2月の中旬から始まったんですけど、海へ遊びに行くシーンは、水着になって海の中に入らなければいけなかったので、過酷でしたね。寒かったです(笑)」
―最後に本作の見どころをおうかがいできますでしょうか。
「1人の男性と出会って、夢中で恋をする女の子を演じました。時代ものではありますが、学生同士のせつないラブストーリーなので、堅く考えずに、足を運んでいただけるとうれしいです」
【取材・文=リワークス】
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