渋谷の街が沸騰!中村勘三郎らが“お練”を披露

東京ウォーカー

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7/5(日)、休日で込み合う渋谷の町に中村勘三郎ら豪華歌舞伎俳優ら8人が登場。多くの観客を前に浴衣姿で人力車に乗り、時代絵巻さながらに練り歩いて渋谷の街が沸いた。

これは6/27から始まった「お〜いお茶 第一回渋谷時代祭」の最終日イベントとして、渋谷の一角を歩行者天国にして開催。登場したのは中村勘三郎さん、中村扇雀さん、中村橋之助さん、坂東彌十郎さん、中村七之助さん、片岡亀蔵さん、笹野高史さんら出演者と演出家の串田和美さん。

約50人のかつぎ手による御輿や木遣り22人、赤坂の芸者8人などを引き連れ、SHIBUYA109前を出発。練り歩いたのは東急本店までの文化村通り約300mだ。桜吹雪が舞う沿道にはあふれんばかりの人だかりで、「中村屋!」「大和屋!」の声が飛び交う中、役者陣を乗せた人力車はゆっくりと進む。手を伸ばせば役者に届くほどの距離の近さに歓声が上がり、握手を求める人々や写真を撮る人々で大いに盛り上がっていた。

このイベントは渋谷にある複合文化施設「Bunkamura」の開業20周年と、同施設内のコクーン歌舞伎開催15周年の記念も兼ねたもの。お練の後に登壇した8人は、7/9(木)に初日を迎える次回作「桜姫」やコクーン歌舞伎についての思いを語った。

実はコクーン歌舞伎は渋谷にある寿司屋で勘三郎さんと串田さんとが話をしたことから始まったそう。まさに、コクーン歌舞伎が生まれた場所がこの渋谷なのだという。そして初演から15年目、本作で10作目となる節目の年。勘三郎さんは「さらに進化して(舞台を)提供できればという思いでやっております」と語る。先月の6月には同じ「桜姫」を大竹しのぶさん、笹野高史さん、古田新太さんらと共に現代劇として公演したのもその一環だという。「これからもコクーン歌舞伎ならではの挑戦・実験を続けていきたい」と、心を新たにしていた。

七之助さんが「同じ世代の若者に見に来て欲しい」と言う「桜姫」は7/9(木)〜30(木)の上演。当日券(どの席が出るかは未定)もあり、立見席なら2500円からなので、興味のある人はぜひ足を運ぼう。【東京ウォーカー】

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