アウトドア人気が火つけ役!「レインブーツ」がブーム

東京ウォーカー

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ここ数年、レインブーツの需要が高まりを見せている。海外の老舗ブランドのレインブーツ人気が白熱、それを受けて国内のブランドが次々と発売し、注目を集めている。

約150年前から続く、フランスの老舗アウトドアブランド「AIGLE(エーグル)」は、ファーマーや田舎で暮らす人々に良質なゴムブーツを供給したところから発展したブランド。1つ1つハンドメイドで作るレインブーツは高品質で、長時間履いても疲れないことと、シンプルなデザインが若い女性を中心に人気となった。

「レインブーツはここ2、3年で一気に人気になり、一時期は店頭から商品がなくなったことも。ゲリラ豪雨など急激な天候の変化が起きやすいことも、レイン対策の必需アイテムとして人気の要因の1つと言えるでしょう」(AIGLE広報担当者)。

また並行して、近年における野外フェスの人気やアウトドアブームもレインブーツ人気に拍車をかけた。

「2005年、フジロックに協賛して現地でブーツのレンタルを行ったんです。真夏の苗場は雨が多く、足元もぬかるんだ状態が多いですから。おかげさまでレンタルは大好評、広く製品のアピールもでき、そこから毎年フェスにブーツで来る方が増えましたね」(同広報)。

イベントで重宝される存在となったレインブーツは、その利便性からタウンでも注目の的だ。「実用性だけでなく、ファッション性も大事にしています。良質のゴムを使用し、女性用のブーツは全体的に細くフィット感のあるシルエットにしています」(同広報)。シンプルなデザインは、スカートにも合うようにイメージして作られている。人気カラーはカーキやネイビーなどの合わせやすい色が中心だ。

こうしたファッション性を全面に押し出したのが、塩化ビニール素材を使った“塩ビ”レインブーツだ。

日本産の塩ビブーツを展開する「amane(アマネ)」では、タウン用のレインブーツを8000〜9000円で多数展開。花柄やレース柄など、塩ビならではのカラフルでポップなデザインのレインブーツは、雨の日の憂鬱な気持ちを忘れさせてくれるような軽やかなデザイン性が特徴だ。

「最近では自転車に乗る際にカサをさすのを禁止する条例などもあり、レインコートやレインブーツが注目を集めていますね。明るいデザインと、足首のしまったシルエットで、利便性ではなくおしゃれの1つとして楽しんでいただけています」(アマネ広報担当者)。

実用性とデザイン性で高い人気を誇るレインブーツ。雨の日の足元を安全に守る救世主として、これからも人気を集めそうだ。【東京ウォーカー】

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