実は青かった!?カルピス“水玉模様”のヒミツ

東京ウォーカー

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子供の頃の夏休み、みんなで冷た〜いカルピスを飲む。そんな思い出がある人も多いのでは? そのカルピスは90年前の今日、7/7の七夕の日に生まれたそう。実はそれが、カルピスのパッケージに施されている、あの“水玉模様”で表現されているって知ってる?

1919年7/7の発売当初は、茶色いビンに紺色のラベルが貼られたもので、一見すると薬瓶にも見える、今とは全く異なるイメージだった。それが1922年に現在の原型となる水玉模様のパッケージにリニューアルされる。

「カルピスが七夕に誕生したことにちなみ、当時の宣伝部の部員が天の川をイメージして、青い夜空に白く光る群星を水玉模様のようにデザインしたのがきっかけです」とカルピス広報の宮本さん。

そう、実は最初の水玉パッケージは青色の地に白い水玉模様だったのだ。現在は白地に青色の水玉模様で、全くの逆! しかも「銀河のイメージから水玉はドットのように整列したものではなく、ランダムに配置してあるのが当初からのルールです」とのこと。

では、いつから白地に青色の水玉模様に変わったのだろう?

「戦後1953年のことです。白をベースにしたことで、カルピスのさわやかさをいっそう引き立てるほか、原料の生乳を想起させ、お客様からも好評でした」と宮本さん。またデザインはその時々の消費者の志向や商品の訴求ポイントに合わせて変えるため、色だけでなく水玉の数や大きさも時代によって異なるという。確かに、1989年には水玉がひと回り小さくなっているし、もっとさかのぼると1932年にはお徳用パッケージに“赤色の地に白の水玉模様”なんてものも!

その後も1997年、ラベルにカルピスのもうひとつの代名詞的存在である“朝顔グラス”が加わり、2007年には天の川をイメージしたイラストが追加されたりして現在の形になっている。子供の頃から親しんできたあの水玉模様のパッケージが実はちょっとずつ変化していたなんて驚きだ。

ちなみに「社員の中でも“カルピス=水玉模様”というイメージは根強いんです。会長や社長も“水玉模様のネクタイ”を何本ももっていて、取材のたびに着用しているほどです」と、なんともかわいらしいエピソードも。

もはや不動のものといえる“カルピス=水玉模様”のイメージ。今年の七夕は、子供の頃の思い出話をしながらカルピスで乾杯!なんてのもいいかもしれない。【東京ウォーカー】

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