【開国博通信Vol.67】横浜生まれの超人気者、それはナポリタン
横浜ウォーカー
開国博Y150を見て回っていたら急激に空腹を感じたので、ベイサイドエリア「黒船レストラン」内で食事。迷いに迷った末に選んだのは、「総司令官のナポリタン」(800円)。ナポリタンって、子供のころからみんな大好きで、大人になってからもふと食べたくなりますよね。日本全国の老若男女から愛されているこのスパゲッティ、生まれはイタリア・ナポリ…ではなく、ここ横浜なんです!
時は戦後、場所は今でも山下町に残る、ホテルニューグランド。当時の総料理長であった入江茂忠さんが考案したという記録が残っています。ニューグランドは戦後、マッカーサーが滞在したことなどから進駐軍が多く出入りしていました。進駐軍は当時、スパゲッティにケチャップをあえたものを軍用食として食べていて、それをヒントに入江さんが「もっとおいしい料理として出そう」と、ケチャップではなくトマトピューレを使ってナポリタンが誕生したそうです。
さて、この開国博の「総司令官のナポリタン」に戻ります。ケチャップ色のスパゲッティに、ピーマン、ベーコン、玉ねぎ。まさにナポリタンの王道ですね。粉チーズも忘れずにかけて、いただきまーす。うん、塩気も控えめで、誰でもおいしく食べられる味に仕上がっています。お父さんは、これをつまみに一杯…なんていうのもアリですね。
料理を一品だけ見ても、横浜の歴史が見えてくる今日の開国博Y150でした。ちなみに、ホテルニューグランド1階の「ザ・カフェ」では、現在も誕生時と変わらないままのレシピで「スパゲッティーナポリタン」が食べられます! 開国博を楽しんで、おなかに余裕があったらぜひチャレンジしてみたいですね!【横浜ウォーカー】
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