おみやげにも! 立教生が作った池袋の新銘菓とは?
東京ウォーカー
池袋の銘菓と言えば、三原堂の「池ぶくろう最中」や紅谷の「みみずくサブレー」などが有名だが、街の“顔”でもある立教大学(東京都豊島区)の学生が企画・制作したシフォンケーキが、新名物に名乗りを上げた。
同校の廣江ゼミナールに所属する2年生5人がオリジナルシフォンケーキ“セントポール”を作成。ゼミ授業の一環で、“池袋の目玉商品を作り地域活性化に貢献する”ことが目的だという。「立教大学の魅力が何か、どこにあるかを見つけるために半年間かけて学内や他大学、池袋について調査した」(ゼミ生)という力作だ。
ケーキ作成には地元・西池袋のシフォンケーキ店「ラ・ファミーユ」が全面協力。「お菓子なら誰でも気軽に手にとるので、キャンパスの魅力を最大限に伝えられるかなと。大学の近くでお菓子をいっしょに作ってくれるお店を探し、立教生に親しまれている『ラ・ファミーユ』さんにお願いしたんです」(同)。
何度も試作品を作り、自分たちのコンセプトに合っているかどうか議論した。「季節感と伝統をシフォンケーキでどうやって表現するかに頭を悩ませました」(同)。ケーキは立教大学のオシャレなキャンパスを、生地はイチゴで味付けし、レンガ色をイメージさせたという。また、ピスタチオ(緑)といちご(赤)の実を加えることで、季節によって変化する校舎のツタを表現した。
廣江ゼミは、地域活性化について研究している人気ゼミ。これまでにも池袋の街を舞台に企業や行政と協働してさまざまな企画を行ってきた。昨年は「カフェスタ 07」を開催。ビール会社の協力を得て、「イメージを味に」のコンセプトのもとカフェで出す地ビール「池袋オリジナルビール」を企画・販売した。
“セントポール”は「ラ・ファミーユ」で9/24(水)から先行販売するほか、10/18(土)に同校で開催される野外上映会と、11/1(土)〜3(祝)の学園祭で販売される予定。今のところ期間限定販売だが、評判次第ではレギュラー化する計画もあるという。
取材した印象では、“授業の一環”にとどまらない完成度に仕上がったようす。将来、池袋の新名物になることを期待したい。【東京ウォーカー/荒木紳輔】
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