内田篤人「日本人として手助けしたい」、“特別な時計”で熊本支援
東京ウォーカー
サッカー日本代表の内田篤人選手が5月22日、東京・表参道ヒルズで行われたスイスの時計ブランド「HUBLOT」のイベント(ウブロ ポップアップブティック オープン 記念イベント)に登場し、自身がデザインに関わった世界に2本だけのスペシャルモデルの腕時計をお披露目。1本は内田選手自身が身につけ、もう1本は熊本地震の復興支援のため、チャリティーオークションに出品される。

表参道の印象を問われ「けっこう、うろうろしてます(笑)。日本にいる時間が少ないので、クリスマスだったりオフシーズンのときは、すごく綺麗ですし、一人でぶらぶらしに来ています」と答えた内田選手。HUBLOTとアスリートの関係については「FIFAの大会(ワールドカップ)のロスタイムとか、あそこもHUBLOTですし、僕自身は知り合いの方からいただいて、そこから着用するようになりました。僕らはスパイクとか、パートナーがいますけど、そんな感じで時計もパートナーというイメージがあります」と印象を語った。
黒をベースにした今回のデザインについて、内田選手は「いろいろな方の意見を参考にしながら、ちょっとやっちゃいました(笑)。こういうのって、プロの方の『こうしたほうがいい』というのを取り入れたほうが絶対に良くなるので、色とかこだわりだけを言って、プロの方の意見を聞いてデザインしました」と説明し、「仕上がりはかっこいいなと思いますし、僕は満足しています」とご満悦の表情を見せた。
さらに内田選手は、「日本の震災とかはヨーロッパ、世界でも取り上げられて、僕も日本人として手助けしたいという想いがあります。(向こうにいても)日本のために何かやらないか、ということをよく言われますし、熊本でも地震があって、Jのチームもあるし、協力していきたいと思っています」と復興への協力の想いを口にした。
MCのハリー杉山から「ゴールを決めたときはチームメートからどんなことを言われてるんですか?」の質問には「リスペクトする人には『さん』をつけろ、と言っているので、『ウッシーさん、ウッシーさん』と言う感じです(笑)。年齢が上というよりはリスペクトする存在、リスペクトする人に『さん』をつけてと言っているので、『ゴールさん』とややこしい場面もあります(笑)」と笑いを誘った。
また、イベントに共演したフリーの青木裕子アナが「パパがサッカーをどうしてもやらせたいみたいで、家の中にはサッカーボールがいつも転がっています」と話すと、昨年右膝を手術し、現在もリハビリ中の内田選手は「膝には気を付けてください」と“らしいアドバイス”を送っていた。
「こんな素敵な時計も作らせていただいて嬉しいですし、僕の場合はリハビリを終わらせて試合で活躍して、このパートナーと一緒にいい時間を過ごせるようにがんばります」という言葉で、約1000人が来場したイベントを締めくくった内田選手。今回のスペシャルモデルの腕時計は内田篤人オフィシャルモバイルサイト「atsuto mobile」にて入札可能で、「熊本地震 サッカーファミリー復興支援金」に寄付されたのち、熊本震災復興支援に使われる予定となっている。
5月21日から27日(金)まで、表参道ヒルズ内大階段では特別展示「HUBLOT SPECIAL EXHIBITION」を開催。同ブランドのヒストリーパネルの展示、スペシャルムービーや2014FIFAワールドカップ ブラジル大会で使用した本物のレフリーボードを公開している。「ウブロ」アンバサダーである陸上のウサイン・ボルト選手、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手、さらに内田選手を始め「ウブロ」を愛用する読売巨人軍監督の高橋由伸、プロゴルファーのイ・ボミ選手らの写真とともに、彼らのサイン入りアイテム、愛用時計が展示されている。なお、表参道ヒルズ内のHUBLOTポップアップブティックは6月12日(日)まで。【東京ウォーカー】
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