昨年12万人以上来場の航空レースが再び幕張で開催

関西ウォーカー

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幕張海浜公園(千葉市美浜区)で三次元モータースポーツ「RED BULL AIR RACE CHIBA 2016(レッドブル・エアレース千葉2016)」が、6月4日(土)、5日(日)の2日間開催される。

これに先立ち、5月27日に大阪市内で記者会見が行われ、大会オフィシャルタイムキーパーであるスイスの腕時計メーカー・ブライトリングのレーシングチームからナイジェル・ラム選手(イギリス国籍)、フランソワ・ルボット選手(フランス国籍)、そして日本から唯一参戦する室屋義秀選手の3選手が登壇した。

同イベントは数か国で開催される、高さ25mのパイロン(エアゲート)で構成されたコースを、レース専用飛行機でペナルティを回避しながら、14人のパイロットが飛行タイムを競いあう「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2016」の第三戦目。最高時速370km、最大重力加速度10Gのなか、知力、体力、精神力が試される過酷なレースだ。シ-ズン中最多ポイントを獲得したものが、シリーズチャンピオンとして君臨する。2003年に第1回大会が開催され、昨年からは日本も開催国に。今年も昨年同様、7カ国8カ所でレースが行われる。

登壇した3選手に、すでに終えた2カ所でのレースの感想を聞かれると、ナイジェル選手は「苦しいレースだったが、きちんと(どこが良くなかったのかを)評価して、改めて強い状態で戻ってくることができた」、室屋選手は「昨年後半からはいい感じで飛べていたが、ミスが起こってしまった。しかし今はもう準備が整っているので、結果は出ると思う」と、それぞれ心はすでに千葉への準備ができている様子。

また、昨年12万人以上が来場した千葉大会について聞かれた室屋選手は「日本での初開催ですごく盛り上がりました。こんなに注目してもらえることがあるのかなと思った」と予想外だったことを告白した。

そして「今回はどんな戦術で臨むのか」という記者からの質問に、ナイジェル選手が「難しいところに注力するが、しかし簡単なところも疎かにしてはいけない」、フランソワ選手が「1つのところに注力するのではなく、最初から最後までクリーンに、安全に飛びたい。」とそれぞれ答えると、「二人とも無難なことしか言ってないですね(笑)」と、室屋選手からツッコミが入る一コマも見られた。

最後に日本戦への意気込みを聞かれた3選手は「100%力を出して挑戦したい」(室屋選手)、「目指すところはベストを尽くすという試みでなく、ベストを尽くすということ」(フランソワ選手)、「勝てるマシン、勝てるチームがあるので、私が勝てる飛行をすることが目標だ」(ナイジェル選手)、それぞれ三者三様の胸の内を明かした。

チケットは公式HPほかにて発売中。ソールドアウトの席が続出しているので、行かれる方は早めに購入しよう。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 小笠 智子】

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