「涼しさ+清潔感」が決め手!高機能“夏スーツ”が好調

東京ウォーカー

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2005年から始まった「クール・ビズ」。始まった当初は、「ノーネクタイ・ノージャケット」というスタイルが主流だったが、最近は暑さや臭いに強い“多機能”のスーツが登場し、ビジネスマンたちの注目を浴びている。中でも今夏は、“涼しさ”に加え“清潔感”が重要なキーワードのようだ。

たとえば、洋服の青山から発売されている「マルチ・クール・ダイヤモンド」(5万1450円〜)は、その名の通り“超微粒子ダイヤモンド”加工されたスーツ。といっても、キラキラ輝くあのダイヤが入っているわけではなく、カーボンを特殊な製造方法で、ダイヤモンド構造に変化させたものを生地に織り込んでいるのだ。

ダイヤ入りで何がスゴイのかというと、「発汗」と「ニオイ」を抑えるという点。ナノサイズまで細かくなったダイヤモンドは、無数の凹凸による吸着構造を持つことで、バツグンの抗菌消臭効果を発揮するという。また、赤外線・紫外線を反射して熱を遮断する「特殊セラミック」効果により、発汗を最小限に抑えることも可能に。他にも、優れた撥水効果や、各部に施された永久消臭機能により、「夏の不快感の2大要素」である「大量の発汗」と、「ニオイ」を撃退する“超ハイテクスーツ”に仕上がっているのだ。

「特に最近は、汗やタバコ、加齢臭といった“ニオイ”を気にされる男性が増えてきており、消臭対策は、夏物衣料の重要な要素となっています」とは、発売元「青山商事」の広報。「クール・ビズも5年目を迎え、“多機能スーツ”の需要が高まっていると思います」とのこと。売上げも好調で、不況で他のスーツが低迷している中でも、計画通りの順調な売上げで推移しているという。

一方、紳士服専門店「AOKI」も、「撥水」「超軽量」「デオドラント」「吸汗速乾」という多機能を持った「DRY COOLシリーズ」を打ち出している。

「“涼しさ”プラス“シワになりにくい”など、複合的な機能を持ったスーツを発売しています。クール・ビズ導入当初は、ノージャケットというイメージもありましたが、最近では、“洗えるスーツ”もきっかけとなり、スーツが夏場に扱いにくいものだという意識が薄れ、仕事をする上で便利なものとして再認識されてきました。」(「AOKI」広報)

通称“洗えるスーツ”こと、「プレミアムウォッシュスーツ」も発売している同社。洗濯機で“洗える”という清潔感が受け、こちらも夏に向け売上げは好調だという。

「この夏一番の人気商品ですね。汗は水溶性なので、ドライクリーニングより水洗いした方がキレイになるんです。手軽に洗って清潔に着用できて、経済的にも魅力を感じていただいているお客様は多いです。現在は、計画値の約2倍の売上げを記録しています」と、同広報も笑顔だ。

夏本番はもうすぐそこ。暑いからといって休むわけにはいかないビジネスマンにとって、涼しいだけでなく、清潔感も得られる“多機能スーツ”は、この夏の必須アイテムとなりそうだ。 【東京ウォーカー】

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