名古屋から1日2便で片道約1時間!より身近になった山形の“東の出羽三山参り”に注目!!
東海ウォーカー
3/27、フジドリームエアラインズ(以下FDA)の増便により、名古屋(小牧)~山形便が12年ぶりに1日2往復となった。9:40と14:55に名古屋小牧空港から出発し、山形県東根市にあるおいしい山形空港に着陸。約1時間という短時間で行けることもあって、東海圏からの旅行者が増えている。
中でも人気なのが、“東の奥参り”と称される、山形県の村山・庄内地方に広がる出羽三山参り。日本では古くから、一生に一度は“西の伊勢参り”“東の奥参り”に行ってみたいと憧れていたという。なぜなら、太陽の神様「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」を祀る伊勢神宮、月の神様「月読命(ツキヨミノミコト)」を祀る出羽三山、呼応する双方を参ることで、心身ともにきれいになり生まれ変わると信じられてきたからだ。東海地方の人にとって伊勢参りは馴染み深いものだが、対になっている奥参りはあまり知られていない。それが今回のFDAの増便も手伝って、東海圏でも注目を集めることになりそうだ。
出羽三山は、月山・羽黒山・湯殿山の三山から成る総称。月山は、古くから修験者たちの山岳信仰の場として知られ、標高約2,000mの山頂からは朝日連峰などの絶景が広がる。2,446段の石段が続く羽黒山の参道には、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した杉並木や国宝の五重塔が鎮座。湯殿山の御神体は、外に語ることを禁じられているほど神秘性に満ちた聖域だ。また、出羽三山の山の恵みをふんだんに使った精進料理が食べられる、宿坊と呼ばれる宿泊所が多数あり、食の面からもエネルギーを取り入れられる。
山形県は、“西の伊勢参り”“東の出羽三山参り”を現代版として再興し、女性をメインターゲットとした「いせ、もうで でわ、まいる」プロジェクトを展開中。同プロジェクトの公式サイト(URLは以下参照)では、伊勢神宮や出羽三山の多彩な旅行プランなどを紹介しているので要チェックだ。FDAの増便によって、より身近になり行きやすくなった山形県。伊勢参りと合わせて、心身を清めるクリーンアップの旅に出かけよう。
この記事の画像一覧(全7枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介