トヨタ無念…「ル・マン24時間レース」残り5分で勝利を逃す
東京ウォーカー(全国版)
6月18日~19日、フランスのル・マン市郊外のサルト・サーキットにて行われたFIA世界耐久選手権の第3戦「第84回ル・マン24時間レース」は、首位を走っていたS.ブエミ/A.デビッドソン/中嶋一貴が駆るTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)のTS050ハイブリッド5号車が残り5分でマシンストップ! ポルシェ919ハイブリッド2号車が勝利した。2位はトヨタTS050ハイブリッド6号車。

ル・マン24時間レースは、1923年に初開催された歴史ある自動車レースで、F1のモナコグランプリ、アメリカのインディ500と並ぶ「世界三大レース」と呼ばれている。
TOYOTA GAZOO Racingは、1985年以来、17回挑むものの、5度の表彰台獲得、4回の2位フィニッシュという結果を挙げながらも、勝利の栄冠を掴むことはなかった。
18度目の挑戦となる今年は、2.4L V6ツインターボエンジンにモーターを組み合わせた最大出力1000馬力のパワーユニットを搭載する新型車両を短期間で開発。ル・マンに焦点を絞り挑んだ。

大雨の中、セーフティーカースタートで幕を開けた今年のル・マンは、その後、天候は回復し快晴へ。ライバルが次々に脱落する中、燃費の利を活かして快走を続ける2台のトヨタ(5号車・6号車)と、速さに優れる1台ポルシェ(2号車)による緊迫した戦いが20時間以上に渡り繰り広げられた。
終盤は、僅かなミスも許されないポルシェ2号車とトヨタ5号車の一騎打ちに。最終ドライバーとしてハンドルが託された中嶋一貴であったが、1位を独走するものの、残り5分でまさかのスローダウン!ホームストレート前で一旦マシンを止め、その後チェッカーを受けた。
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