ツブツブ感が楽しい!“ラムネ入りアイス”がブーム

東京ウォーカー

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アイスバーのガリガリ君や各地で出される地サイダーなど、昨今ラムネが大人気。そんなブームの中、駄菓子の代表・ラムネの粒々がまるごと入ったアイスバーが密かに人気を呼んでいる。

「一昨年からかなり売上が伸びています。時期によっては前年比2倍のときもあります」と広報が言うのは、「ラムネバー」(10本入り315円)と「カラフルラムネバー」(120円)を販売する森永製菓。カラフルラムネバーは、シャリシャリした氷菓に包まれたソーダ味のアイスの中にラムネの粒が入っている。

ブログでも「ラムネの酸味がいい」「粒々のシュワシュワ感がいい! リピしちゃう」などと紹介され、夏にピッタリな爽やかなフレーバーが好評のよう。そう言えば、ボトル型の容器に入った「森永ラムネ」を販売するのも同社。とても“らしい”アイテムなのだと納得。

同じく駄菓子のラムネから誕生したのが「クッピーラムネアイスバー」(6本入り315円)。ウサギとリスのマークでおなじみの“クッピーラムネ”を混ぜ込んだ氷菓に、冷凍用ラムネの粒が! こちらは栄屋乳業がクッピーラムネのカクダイ製菓とコラボして発売。あのリスのイラストがプリントされたパッケージもかわいい。

アイスクリーム専門店でも“粒々ラムネ”が人気だという。サーティワン アイスクリームでは昨年の期間限定フレーバー「クリームソーダ」(レギュラー・シングル320円〜)が大人気で、今年も8月末まで限定販売している。ソーダソルベとバニラアイスクリームをミックスし、粒ラムネがゴロゴロ入った食感も楽しいフレーバーだ。

初登場の限定フレーバーながら、なんと、昨年、月間2位の売上を記録。同店で32のフレーバーの中でアイスクリーム以外のソルベが上位にランクインするのは“異例”のことだという。「担当者のラムネ好きが高じて開発された商品。ブレンドする過程で発泡ラムネが膨張しないようにするために苦労して、開発に2年かかっています」(広報)という力作なのだ。

では、今なぜ“ラムネ”なのだろう。前出の森永製菓広報によると「2007年の地サイダーブームのころから、ラムネバーの需要が一気に伸びています。かつて銭湯や駄菓子屋で買って飲んでいた中高年には懐かしく、若い世代にはレトロな雰囲気が新鮮に映るのではと考えています」とのこと。懐かしいラムネが入った楽しさと、爽やかなフレーバーで、地サイダーブームから派生して徐々に人気に火が付いたのかもしれない。

本格的な夏に向け、さらに需要が伸びるに違いないツブツブラムネ入りアイス。このシュワシュワの感覚をぜひ一度、試してみて。【東京ウォーカー】

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