葛城市「けはや座」をお笑いで活性化!隊長に今くるよ
関西ウォーカー
相撲発祥の地、奈良県葛城市では同市の相撲館「けはや座」で、2017年3月まで毎月1回「けはや座お笑い道場」を開催する。これは同市と吉本興業がすすめている「けはや座」活性化プロジェクトの一環。同館名誉館長で葛城市観光大使も務める、河内家菊水丸がプロデュースを担当、芸人たちが笑いを通じて相撲と葛城市の魅力を発信する。
6月29日には大阪市中央区の吉本興業で記者会見が行われ、今くるよがこのイベントの応援団長を務めることも発表された。
会見には相撲好きとしても知られる菊水丸と葛城市の山下和弥市長も同席。市長が菊水丸に同館の活性化についてアドバイスを求めたことを明かし「月に1回でもイベントを行うべきといわれた。相撲館から相撲発祥の地を盛り上げてもらえれば」とあいさつ。菊水丸は「河内音頭とお笑いと相撲、三つ巴の楽しさを発信したい」と目標を語る。また、会見でMCを努めたシンクタンクの二人については「タンクさんの体型から、すでにこのイベントへの出演が決定している」と会場の笑いを誘った。そのほか奈良県住みます芸人として、葛城市にも1か月間住んだ経験のある十手リンジンと、元力士と相撲ファンのコンビのこずまとりもイベントを盛り上げる。
イベントは3部で構成。第1部は十手リンジンによる相撲の開祖・当麻蹴速(たいまのけはや)の芝居、第2部はこずまとりによる「しょっきり」をベースにしたコントが披露される。「しょっきり」は力士たちが、相撲の禁じ手をおもしろおかしく紹介するもので、相撲の地方巡業などで人気の出し物だ。3部ではゲストの落語家や漫才師らが相撲をテーマにしたネタを予定している。所蔵資料の展示にも力を入れるということだ。
「けはや座応援隊長」に就任した今くるよは山下市長から委嘱状と応援隊長の名刺を授与され、大喜び。会見場の記者にも名刺を配りまくって早くもPRに努めた。山下市長からあらためて「相撲発祥の地を盛り上げて」と依頼されたくるよは「常に名刺を配って黄色い声援を送ります。これからは黄色い服しか着ません」と決意のほどを語る。また、同館で行われる尻相撲大会についても参戦を宣言。その場で山下市長と対戦し、見事打ち負かして「軽いもんでしょう!」と、自信のほどを示した。
第1回「けはや座お笑い道場」は8月14日(日)に開催予定。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】
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