アビスパ福岡・大久保哲哉選手インタビュー(前編)
九州ウォーカー
昨シーズン柏レイソルから期限付き移籍し、41試合に出場、14ゴールをマークした大久保哲哉。サポーターの熱意にこたえる形で、今シーズンは完全移籍。「ジャンボ」という愛称で呼ばれ、だれもが認めるアビスパのエースとしてチームを引っ張る彼をもっと知るべく、6月某日にインタビューを敢行した。
―今シーズン、これまでの自分自身の出来はどう?
大久保選手(以下、大久保)「コンディションは悪くないけど、何よりチームがなかなか勝てていない(※注1)。ゴールに絡む仕事がしたいのは山々だけど、まずチームとして勝ちたい」
―悔しいですが、正直、今シーズンの昇格はかなり厳しいものになりました。
「もちろん、可能性が残っている限りは全力で戦います。ただ、チーム状況を改善させることが先決なので、一戦一戦を大事に戦う必要がある。チームの調子を上げていくように日々取り組んでいます。」
―福岡に来て2シーズン目、この街はどうですか?
大久保「楽しいっすよ(笑) 生まれてはじめて関東圏内から出た(注2)ので、いまもすごく新鮮な気持ちです」
―オフの日なんかは何してますか?
大久保「筋トレ!(笑)…って時もあるし、トレーナーにマッサージしてもらったり、交代浴みたいな体のケアですね。試合の日以外は、ナカジ(中島崇典選手)とかヨシさん(吉田宗弘選手)とメシ行ったり…かな」
―サポーターについてはどう思う?
大久保「去年のホーム最終戦でのこと(注3)もあって、自分の姿勢が認めてもらえたことが嬉しかったですね。彼らのために恩返しをしなければと思ってます。だからこそ、今シーズンの戦いぶりには不満が残ってます」
―ジャンボがチームの中で求められている役割って何でしょう?
大久保「FWですから当然ゴールを決めて、勝利に貢献すること。で、地味だけど、前線からの守備も含めて『ハードワーク』していくこともそう。そして、チームが苦しいときも、練習のときから声出して盛り上げていくっていうのが、一番求められていることですね」
(後編へ続く)
【福岡ウォーカー/山田晃裕】
(注1)7/16現在、27試合を終えて7勝15敗5引き分け。18チーム中15位に沈んでいる。
(注2)神奈川県出身のジャンボ。駒沢大卒業後、横浜FCや柏レイソルなど関東のチームに在籍。
(注3)昨シーズンのホーム最終戦、スタンドに「ジャンボと共に一緒に戦いたい」という横断幕が出現。この横断幕がなければ、完全移籍はなかったのかもしれない。
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