【ポッター平井の激推しアイドル！番外編】 みるきーは永遠のアイドル！「NMB48 渡辺美優紀 卒業コンサート」2日目レポート！

「NMB48渡辺美優紀 卒業コンサート～最後までわるきーでゴメンなさい～」が、7月3日と4日、神戸ワールド記念ホールで開催されました。2日目(最終日)のレポートは、感動シーン満載のアンコールを中心にお届けします。（初日レポートはhttp://news.walkerplus.com/article/81815/）

さやみるきーで『ハートの独占権』！

18時00分、みるきー自ら影アナ。「今日が卒業コンサートだなんて信じられません。私も全力で楽しみますので、皆さんも楽しみるきーして下さい！」

18時05分、代表曲『わるきー』でスタート。『やさしくするよりキスをして』では、トロッコでアリーナを一周し、“みるきースマイル”を振りまいた。

NMB48紅組曲のメドレーや劇場公演曲などに続いて、『ジッパー』はオリジナルメンバーの吉田朱里、上西恵とパフォーマンス。初日は矢倉楓子と披露したデュエット曲『ハートの独占権』の相方は、さや姉！“さやみるきー”はやっぱり最強だと実感。

終盤はシングル曲を中心に7曲を畳み掛け、アンコールへ突入する。

最初で最後のさやみるきー曲『今ならば』に感涙

アンコール冒頭で流れたのは、JTのWEB限定動画の最新作「ひといきつきながら 運命の人篇」。さや姉とみるきーが歩んできた歴史を紐解く写真の数々に、“一人だけど一人じゃない”と歌うさや姉のボーカルが重なり、私の涙腺は崩壊。

ステージに登場したさや姉が、「『僕はいない』のカップリングで、私とみるきーのユニット曲が収録されます！秋元先生が私たちの関係をイメージして詞を書いて下さって、曲は私が作曲させていただきました！」と発表。曲名は『今ならば』。

“2人はどこか似てる　誰より負けず嫌いで　知らず知らずに競ってしまう　だから距離を置いてきた　今ならばちゃんと言える　見せなかったすべてのこと　今ならばそう素直に　心を開けるんだ”と、まさに2人の関係を綴った歌詞と、さや姉の愛が込められたせつないメロディが心に刺さる。みるきーの腰に手を回し、花道を歩くさや姉。そんな2人の姿を観て、泣くなというのはムリな話だ。

同期の卒業生たちも集結！

1期生の楽曲『卒業旅行』では、現役メンバーに加えて、AKB48に移籍した小笠原茉由と、卒業生の山田菜々、近藤里奈、山岸奈津美、門脇佳奈子、三秋里歩がサプライズゲストで登場！自分のソロパートが歌えないほど号泣するさや姉。涙を流す他のメンバーも多い中、みるきーは笑顔で歌いきった。

その後、ステージでは1期生トークが展開された。

小笠原「みるきー、永遠にNMBにいそうやのに…。私ももうババアやわ」

山本「まーちゅん、右見て」

山田「誰がババアやねん！でも、アイドルが大好きな私が今まで観た中で、みるきーは一番のアイドルだと思いました！」(場内拍手)

三秋「こんばんは、三秋里歩です」＊卒業後に小谷里歩から改名

小笠原「誰やねん(笑)」(場内爆笑)

三秋「たまに自分でも誰やねんって思う(笑)」

門脇「みるきーってプロデュース力があるから、何か立ち上げてほしい！」

近藤「ホンマにみるきーはすごいアイドルやなと思います」

そこへ、みるきーがピンクのロングドレスで登場！その美しさに誰もがウットリする中、「私のことを約5年半、応援して下さって、支えて下さって、本当にありがとうございました！私がNMB48を卒業するということで、秋元康さんがソロ曲を書いて下さりました。気持ちを込めて歌います」と語り、『夢の名残り』を初披露。

そして「最後は最高に盛り上がりましょう！」と、『青春のラップタイム』を全員で歌唱！

白間美瑠「私がこれからNMB48を引っ張っていきたい！」

最後のMCでは、岸野里香と木下百花、渋谷凪咲、そして白間美瑠が挨拶。

岸野「今日のみるきーは本当に美しかった。ひとつ上の段階に行ってる」

百花「本当にみるきーのこと好きなんですよ。この人はひとつの歴史を作ってて、それが終わってしまうと思って、エモい気持ちになりました」

渋谷「(涙ながらに)私は4期生で、みるきーさんと過ごした時間は少ないかもしれないけど、たくさんのことを教えていただきました。悔しいことがあって相談した時に、『人が喜んでるうちに、自分は前に進めばいいねん』って言って下さって、すごく胸に響きました。そんな言葉をたくさんいただいたので、本にして発売したい」(場内爆笑)

山本「結論がおかしい(笑)」

白間「私にとってみるきーは追いかける存在で、やっと近くに行けたかなと思ったら、また遠く感じました。みるきーが卒業したら、追いかけていた背中を捕まえられなくなるので、ここで捕まえていいですか？」

山本「物理的に？」(場内爆笑)

白間「(みるきーを背中から抱きしめた後)みるきーが卒業する今、NMB48を私がこれから引っ張っていきたいです！そして、NMB48のセンターを狙っていきたいです！そのために死ぬ気で頑張りたいと思います！」と、堂々と宣言したみるるんに大きな拍手が送られた。私はそんな彼女の成長ぶりに涙。

山本彩「みるきーに出会えて本当によかった！」

締め括りはもちろんさや姉。

山本「卒業生を見送ってきて思うのは、その子の代わりになろうとか、穴を埋めようというんじゃなくて、自分らしさを磨いて切磋琢磨していきたいなと。みるきーはかわいいし、人なつっこいし、自分が持ってないものをたくさん持ってるから、うらやましいなと思うこともたくさんあったし、今まで比べられることが多かったから、イヤな気持ちになったりもしたけど、隣にいたのがみるきーだったから、私は自分らしさを見つけることが出来たので、本当に出会えてよかったと思います！」

さや姉の感動のスピーチの余韻に浸る間もなく、「まだ終わりたくない！」と、みるきー。今夜ラストの30曲目『NMB48』で弾けまくり、ステージから去っていくメンバーたち。最後に残ったみるきーが「最後が近づくにつれて、めっちゃNMB48のことが好きやなぁって思うようになって、向上心のある後輩たちがたくさん出てきて。絶対にこの先もNMB48を応援して下さい！皆さん本当に約5年半、ありがとうございました！」と思いの丈を伝えると、場内にみるきーコールが響き渡る。

「応援して下さった皆さんの存在は、これから私にどんなに辛いことがあったとしても、頑張れる力になれます。本当にありがとうございました！」

みるきーは、一粒の涙も流すことなく、最後の最後まで笑顔を貫き、旅立っていった。

NMB48劇場での卒業公演は8月9日(火)。みるきーはその日、伝説となる。私たちは語り継いでゆくだろう。永遠のアイドル、みるきーのことを。

【取材・文＝ポッター平井】