堺が舞台の「セトウツミ」に出演!大阪出身の中条あやみ
関西ウォーカー
関西に住む男子高校生の2人が、放課後に川辺でだらだら”しゃべる”だけの青春を描いた同名漫画を池松壮亮と菅田将暉のダブル主演で、実写化した「セトウツミ」。彼らのボケとツッコミの会話劇が笑いを誘うコメディだ。2人の同級生で、学園のマドンナ・樫村一期(かしむらいちご)に大阪出身の中条あやみが扮する。人気急上昇中の彼女に本作の魅力を語ってもらった。
―最初にオファーを聞いた時の率直な感想はを教えてください。
「関西が舞台の作品や、関西弁の役をやってみたいと思っていたので、純粋にうれしかったです。お話をいただいてから原作を読み始めたのですが、内海と瀬戸の会話の内容や絶妙な間がすごくおもしろくて、すぐに惹き込まれました。瀬戸のおかんがヒョウ柄の服を身に付けていることなど、大阪出身だからこそ共感できる部分もたくさんあって、魅力的な作品だなと思いました」
―樫村一期とはどのようなキャラクターでしょうか?
「一期のキャラクターについては大森監督と話し合いながら、彼女が持つ小悪魔的な魅力と、お寺の娘特有の”わびさび”感を意識して演じました。学園のマドンナにもかかわらず、クールな内海を好きになるところも彼女らしいなと思います」
―内海役の池松壮亮さんと、瀬戸役の菅田将暉さんとご一緒してみていかがでしたか?
「内海と瀬戸の漫才みたいなやり取りは、池松さんと菅田さんでしか成立しなかったと思います。現場でのお二人はすごく優しくて、空き時間に関西の話をしたりとお兄ちゃんみたいな存在でした。お芝居の面でも学ぶことがたくさんあって、貴重な経験になりました」
― 一期が内海にビンタをお見舞いするシーンもありますが、撮影はいかがでしたか?
「クランクイン初日に池松さん演じる内海にビンタをするシーンの撮影だったんです。すごく緊張していたんですけど、池松さんが『思いっきりビンタしていいよ』と優しく言ってくださったので、安心してビンタすることができました(笑)」
―撮影は原作の舞台でもある大阪・堺で行われたんですよね。
「地元での撮影だったので、毎日実家から撮影現場に通っていたんです。仕事のあとに母と何気ない会話をしたりと、普段は東京にいてなかなか家族と過ごすことができないので、つかのまの時間を楽しむことができました!」
―中条さんが実際に過ごした高校時代の思い出を教えてください。
「芸能活動をしながら、高校に通っていたので、テスト前に休んでいた分のノートを写したり、行事の出欠が直前までわからないこともあったりと大変なこともたくさんありました。でも振り返ってみると体育祭や修学旅行に参加することができたりと、すてきな思い出でいっぱいです。最高の高校生活を送ることができたと思います」
―大阪に帰ってきた時は、どのように過ごされていますか?
「いつも地元の友達を誘って、映画館やユニバーサル・スタジオ・ジャパンに遊びに行って、楽しく過ごしています。あとは、自転車に乗って高校の先生に差し入れを持って会いに行くこともあります」
―最後に読者へのメッセージをお願いします!
「内海と瀬戸の無駄話に共感したり、青春を思い返すこともできる作品に仕上がっています。2人のボケとツッコミは、幅広い世代の方に笑ってもらえると思うので、気軽な気持ちで映画館に足を運んで、楽しんでいただきたいです」
【取材・文=リワークス】
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