ついに始まった皆既日食!奄美大島より実況レポート
東京ウォーカー
7/22、9:35。ついに始まった、世紀の大イベント「皆既日食」。天文ファンが、トカラ列島や屋久島などの島々に続々と上陸する中、東京ウォーカー編集部員も、皆既日食の全容を、完全レポートするため、昨日より奄美大島へ上陸した。奄美大島は、緯度の関係で、皆既日食が見られるギリギリのスポットなのだ。
約1万5000人の観光客(7/21時点)を見込んでいる奄美大島。観光客の多くは、島に点在しているテントサイトで宿泊しているのだが、記者は、知人を頼って最北端の佐仁地区に宿泊。“皆既”日食が島内で最も日食時間の長い笠利崎まで、車で5分の場所だ。
記者の観測場所は、現地の人が集まる場所なので、観光的なにぎやかさはないものの、やはり道は多くの車で渋滞しているので、ただならぬ“盛り上がり方”がよくわかる。
気になる天気はというと、朝から曇り空…。しかし時間が進むにつれ、徐々に太陽が顔を出すように。「晴れてくれ」と願いながら、8:30、皆既日食が見られる笠利崎に到着し、観測準備を始める。観光客もわずかだが集まってきたり、小さいながらもDJブースを持ち込む人がいたりと、ちょっとしたお祭り状態に。
そして9:35、雲の切れ間からなんとか観察できる状態で、「10、9、8…」とカウントダウンと同時に、いよいよ日食がスタート。最初の30分は肉眼では分からないが、これから30分くらい経つと、“欠け”が分かるようになるという。
10分後、観測グラス越しにのぞく太陽の上の方が、ちょっとずつ欠けていくのが分かるように。観光客からも「上が欠けた!」「本当だ!」と、大きなざわめきが聞こえ、シャッターを押す音が一層大きくなる。
これから約40分ほどかけて、皆既に向かう日食。皆既、終食に向け、奄美大島はますます大きな歓声に包まれそうだ。 【東京ウォーカー】
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