[湯シュラン(1)]浅草観音温泉〜男湯と女湯の壁が低すぎな銭湯
東京ウォーカー
■やついいちろうの勝手に湯シュラン(1)
ついに始まりました。熱望した“銭湯連載”(僕は、少なくとも週に2回は、銭湯に足を運ぶ)。記念すべき第1回目に選んだのは、1957年創業の由緒正しい銭湯「浅草観音温泉」。
近ごろの銭湯はエステだの岩盤浴だの、お湯以外の施設に力を入れすぎて、本来の目的を見失っているのではっ!と声を大にして言いたいのですよ。その点、ここの銭湯は余計なものは一切ナシ。ナトリウム炭酸水素塩泉の黒湯を求め、神経痛や冷え性に悩むお年寄りたちがたくさん。お湯と“コミュニケーション”が最大の売りなのだ。
施設もレトロ感満載。簡単に登れちゃうんじゃないかってくらい男湯と女湯の間の壁が低すぎ(笑)。よく「お父さん、もう上がりますよ〜」と声が聞こえてくる。ボインの人魚(写真)を触りまくる地元の子供たちもたくさんいたりして(爆)。営業時間は6:30から18:00まで。普通は仕事を終えた人が疲れを癒しに行くのに、ここは仕事前に入るのが基本。これから仕事だ!と気合を風呂で入れるのは珍しいでしょ。
人肌恋しくなったら迷わず足を運んじゃう銭湯だ。【東京ウォーカー】
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