電池ロボット「エボルタ」が、今度はル・マンでギネスに挑戦!
東京ウォーカー
昨年、みごとグランドキャニオンの登頂に成功した、パナソニックの“電池ロボット”「エボルタ」だが、今年はなんと、“24時間耐久走行”に挑戦するという。
昨年、たった2本の乾電池「EVOLTA」を動力に、東京タワーの約1.6倍にあたる530.4mを、6時間46分31秒で登りきり、「グランドキャニオン登頂」を成功させた、ロボット「エボルタ」。その見た目のキュートさからは想像もできない、超力持ちのロボットなのだ。
今回の舞台となるのは、世界3大レースの1つ「ル・マン 24時間レース」で有名な、フランスのル・マンサーキット。本チャレンジでは、サーキットのみを使用し、単3のアルカリ乾電池「EVOLTA」2本を動力に、オリジナル車両型ロボットを走行させ、乾電池「EVOLTA」の長持ちを実証する。
しかも今回は、「遠隔操作された車両型ロボット最長走行距離」としてのギネス世界記録取得も目指すというから、その飽くなきチャレンジ精神にはびっくりだ。
7/24(金)には、フランスに旅立つ「エボルタ号」の公開&壮行会が行われ、三輪車に乗った愛くるしい姿と、デモ走行がお披露目された。
「最初の試験では、下り坂で暴走してしまって(笑)」と、幾度にわたる改良実験の過程を話してくれたのは、「エボルタ号」の設計・開発を行った、ロボットクリエイターの高橋智隆氏。「ブレーキを付け、上り坂も下り坂もスムーズに進めるようになりました。24時間走るということで、夜間にはライトもつきます。もちろんこの明かりも、乾電池『EVOLTA』から得るんですよ」
デモ走行では、カーブや坂も難なくクリアした「エボルタ号」。何より、左右に揺れながら自転車をこぐ、けなげな姿に、記者の目もくぎづけ…。
壮行会に参加した「ギネス・ワールド・レコーズ 日本オフィス」の社長、ラッセル・ウィリス氏も、「市販のアルカリ乾電池2本のみ、もちろん交換もなしでチャレンジするのは、非常に楽しみです。Good Luck!」と、エールを送っていた。
「エボルタ号」クルーは、8/1(土)に現地フランスに出発。実験は、日本時間で8/5(水)の17:00にスタートし、順調に進めば翌6日の17:00に終了となる。気になる結果は、実験終了直後にWeb上(http://evolta.jp/lemans/)で公開予定。
時速約1kmのスピードで、真夏のサーキットを24時間ひたすら走り続ける「エボルタ号」。その、けなげな姿やチャレンジ精神から、目が離せなくなりそうだ。 【東京ウォーカー】
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