スーパーハイビジョンの超高精細映像にヒロインも感激

関西ウォーカー

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次世代の放送技術、スーパーハイビジョン(以下SHV)の試験放送が8月1日10時から始まった。放送開始にあたり、NHK大阪放送局で「SHV試験放送開始記念セレモニー」が行われた。

スーパーハイビジョンはハイビジョンを超える4K・8K画質のこと。4Kはハイビジョンの4倍、8Kは16倍の画素数があり、超高精細画像を映すことができる。もちろん、色も光も忠実に再現する。さらに、4Kは5.1チャンネルサラウンド、8Kは22.2マルチチャンネルの立体的な音響を実現。まるでその場にいるような、臨場感あふれるサウンドは美しい映像をさらに感動的に見せてくれる。

セレモニーの開会にあたり、岩間正行NHK大阪放送局副局長は「4K・8Kのきめ細やかな映像は、空気感まで出せる。テレビの世界が新たな時代を迎える」とあいさつ。また、来賓として祝辞を述べた関敬一郎総務相近畿総合通信局長は報道陣の取材に応え「SHVは女優さんの肌に関心が向きがちだが、超高精細な画像は遠隔医療など産業にも生かせる」とその可能性を示した。

セレモニーには、平成28年度後期連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン、芳根京子もゲストとして登場。8Kの映像を目の当たりにし「おうちのテレビより臨場感がある」と、感激した様子。また、8Kで見たい番組を聞かれ「やっぱり『べっぴんさん』です」と答える一幕も。ただし、当面は試験放送ということもあり、受像機は市販されていない。一般家庭で視聴できるのはもう少し先の話になりそうだ。

ただし、日本時間の8月6日(土)から始まるリオデジャネイロオリンピックの期間中は関連番組や生中継を実施。大阪ではNHK大阪放送局ロビーで視聴できるほか、グランフロント大阪ナレッジキャピタル4階のナレッジシアターの350インチの大画面でパブリックビューイングが実施される。なお、こちらは開会式のみ事前申し込みが必要。そのあとは自由に8K映像を見ることができる。

鳴川 和代

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