冷夏で売れる?コンビニの“夏おでん”

東京ウォーカー

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「おでん」といえば、寒い冬の日に食べたくなるもの。しかし、冷夏の影響で今年の夏はおでんが人気となる見込みがでてきているという。“夏おでん”の魅力とは何か?夏におでんを展開するコンビニエンスストアの広報に聞いてみた。

まず話を聞いたのは、すでに店舗によっては7/28からおでんを始めているというサークルKサンクス。同店では5年ほど前から徐々におでんを始める期間を早めているそうだ。

「売上がのびるのは秋になってからですが、夏場はおつまみやおかずとして、購入される方がいますね」(サークルKサンクス広報担当者)。

それにしても、なぜ7月から?と思うが、実は純粋な“需要”としての意味よりも、“他店より長く置いている”ことで、“おでんと言えばサークルKサンクス”と思ってもらえることが時期を早めたきっかけだと広報は話す。「おでんが買いたいとふと思ったときに、当店を思い出していただければいいですね」。

さらに、つゆも一新。「今年はつゆにブイヨンを加え、よりコクのある仕上がりになりました。新しいタネとして、だし巻き玉子(105円)もあるんですよ」(同広報)。以前は地域を3つにわけ、つゆの配合を変えていたが、今年は6種類のつゆを作り、より地域の好みにフィットしたおでんで、購買層の拡大を狙う。

一方、「おでんは1、2月の寒い時期ではなく、9、10月に一番よく売れるんです」と、意外なことを教えてくれたのはセブン-イレブン広報。同チェーンでは、年間を通しておでんを販売している店舗もある。

「ポイントは、気温よりも体感温度。気温が30度の日が続いたあとに25度の日があると、ぐっと冷えたように感じるんです。寒暖の差が激しい9、10月におでんが売れるのはそのため。今年は天候も不安定なので、温度差によっては夏におでんが売れるというのもありえますね」(同広報)。ちなみに、季節に関わらず売れ筋なのは大根(75円)や玉子(90円)などの定番商品だそう。

7年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、7月は日照時間が記録的な短さとなるなど、いまひとつスッキリしない今年の夏。冷夏で昼夜の気温差が出た結果、半袖でおでんを食べる“夏おでん”の需要が高まるかもしれない【東京ウォーカー】

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