絶好調!新たなジャンル“ノンアルコール”ビールを確立する「キリン フリー」
東京ウォーカー
キリンビールが今年4/8に発売した“ノンアルコール”のビールテイスト飲料「キリン フリー」。年間販売目標を250万ケースに設定した2度目の上方修正を発表し、“ノンアルコール”という新たなジャンルを確立するほどの勢いだ。先月にはアサヒビールもこのジャンルへの参入を発表している。
「キリン フリー」は5月に年間販売予定数を発売当初の2.5倍に当たる160万ケースに修正したが、その好調ぶりは止まらず、7月までの累計ですでに160万ケースを突破。今回発表された250万ケースといえば、発売当初の約4倍の販売目標となる。
はたして、この異常なまでの人気ぶりの理由とは何だろう。
もともと飲酒運転防止のために開発されたこの商品。CMでもこれまで俳優の瑛太さんやテニスプレーヤーのクルム伊達公子さん、プロゴルファーの古閑美保さんを起用し、ゴルフ場で、ファミレスで、スポーツの後にと様々なシーンでの飲み方を提案してきた。飲食店や高速道路のSA・PAではもちろん爆発的なヒットとなっており、運転する人も安心してビールテイストを味わえるため、一緒にいる人が“気兼ねなくアルコールを楽しめるようになった”と好評だ。
しかし、同社広報によると当初想定していたターゲットからさらに裾野が広がっているのだという。「お酒が飲みたくても飲めない妊産婦の方や、病気などで医者に飲酒を控えるように言われている方など、当初は予想をしていなかった方々にも好評をいただいています」というのだ。なるほど、アルコール0.00パーセントの飲料だからこそ成せるワザだ。
発売当初は品切れが続き、製造工場でも一部休日を返上していたというが、現在は「生産ラインを整えて準備万端です!」といい、さらに9/16からは500ml缶と中ビンがラインナップに追加される。
お盆休み、シルバーウィークと大型連休を控え、ますます需要が伸びるに違いないノンアルコール・ビールテイスト飲料。9/1(火)にはアサヒビールから「アサヒ ポイントゼロ」も発売される。今後、他社からもノンアルコールビールへの参入はあるのか、期待したい。【東京ウォーカー】
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