懐かしの糊キャラ「フエキくん」が35年ぶり再ブレイク
東京ウォーカー
黄色い顔に赤い帽子…。今の30〜40代には懐かしい“のり”の容器のキャラクター“フエキくん”が35年の歳月を経て再び大ブレイクしているという。しかも、再ブレイクのきっかけとなったのはフエキくんデザインの「どうぶつのり」ではなく、のりと間違ってしまいそうな“ハンドクリーム”「フエキ なかよしハンドクリーム50g」(525円)がきっかけだ。
「昨年秋に発売をして、累計30万個が売れたんです!」と話すのは不易糊工業株式会社の大西部長。35年前から主に幼稚園児に愛されていた「どうぶつのり」(50g/84円、160g/178円)のフエキくんの容器をハンドクリームに使用しようと思い立ったのは、偶然の出来事だったそう。
「取引先さんとお会いして、お互いの企業紹介をしている中で、たまたま“フエキくんの容器に化粧品を入れてもいいのでは?”という話になって。そこから生まれた製品ですね」(大西部長)。
他愛ない雑談の中から生まれた商品は大ヒットとなり、夏向けに「フエキ なかよしUVクリーム50g」(683円)を発売。今度は短時間で30万個を売り上げるスマッシュヒットとなった。
この突然の再ブレイクを受けて、フエキくんグッズが続々と登場。フエキマスコットが隠れている入浴剤「びっくらたまご」(315円)やムニッとした感触がたまらない「ムニッとストラップ」(480円)のほか、8/26(水)からはトートバッグの専門ブランド「ROOTOTE」とのコラボアイテムがルートートギャラリー 代官山店ほかで発売。フエキくんのチャームがついたトートバッグ「ROOTOTE フリンク」(1575円)や収納力たっぷりの「Fueki ダブルポーチ」(819円)など、フエキくんの顔がぎっしりつまったかわいいデザインがそろう。
「発売から35年、どうぶつのりを使っていた世代の方が“懐かしいし、ハンドクリームなら使えるからいいね”と言って手にとってくださるほか、若い女性にも“かわいい〜”と人気ですね」と話してくれたのはフエキくんのブランドプロデュースを行っている株式会社エフォートの古瀬さんだ。
子供のころ、お道具箱に入っていたフエキくんは、今や愛嬌のある顔とハンドクリームで、心も手もしっとりできちゃう“デキるヤツ”に。このあたりが、35年ぶりに起きた再ブレイクの理由なのかもしれない。【東京ウォーカー】
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