「渋滞中に地震が起きたら…」もしもの時の対策法とは

東京ウォーカー

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8/11早朝の駿河湾に続き、8/13の朝にも起こったマグニチュード6クラスの地震。地震対策グッズはたくさん出回っているけど、今はお盆の真っ最中。もしも、渋滞中に地震が起こったらどうすればいいの? さっそく地震と道路の専門家に聞いてみた。

「“震度5弱以上”の地震が発生すると、カーラジオから緊急地震速報が流れます。それを聞いたら、ハザードランプを点け、ゆっくり路肩に停止してください」とは、気象庁・地震津波課の担当者。「基本は、『決して急ブレーキをかけず、ゆっくり減速、路肩に停車』です。スピードが出ていない渋滞中でも、原則は一緒ですね」

なんでも、高速道路は耐震性に優れているので、まずは車内で様子を見るのが一番なのだとか。わかってはいたけれど、パニックになってあわてて車から降りる方が、危険なのですね…。一方、高速道路を運営する「NEXCO東日本」からはこんなアドバイスも。

「高速道路では計測震度4.5以上(震度5弱に相当)で通行止めを行い、道路の点検を行います。トンネルの出入り口付近では、震度によって崩落の危険がありますので、停車する際は、極力その場所を避けてください。やむを得ず車を離れるときは、窓ガラスをしっかり閉め、ドアはロックせず、エンジンキーはつけたままにしましょう」

基本、路肩は利用車の停車場所となり、トンネル内などの避難坑については、警察や高速道路会社の誘導に従った上での“避難経路”となるのだそう。

いずれにしても、全体の災害状況は、道路情報板やハイウェイラジオ、また警察や高速道路会社のパトロールカー搭載のスピーカー、サービスエリアなどの拡声放送によって提供されるとのことなので、デマに惑わされず、確かな指示に従うのがベストのようだ。

いつ起こってもおかしくない地震だからこそ、防災グッズなどの準備が一番大事。万が一、渋滞中に地震が起こったら、パニックにならず、警察やパトロールカーの誘導に従うのが一番安全なのだ。 【東京ウォーカー】

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