希望に満ち溢れた「NMB48リクエストアワー」

関西ウォーカー

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アイドル連載「ポッター平井の激推しアイドル!」の番外編をお届けします。

今回は8月25日(木)と27日(土)、神戸ワールド記念ホールで開催された「NMB48 リクエストアワー セットリスト ベスト235 2016」をレポート!

235~61位 堀詩音昇格&研究生公演開催発表!(8月25日)


ソロ曲『ショートカットの夏』を歌う須藤凜々花 (C)NMB48


NMB48の楽曲235曲をファン投票によってランク付けし、カウントダウン形式で披露するリクアワ。235位から61位までの発表となる初日、会場に集まったファンは、アリーナ席のみ約2500人。スタンド席は暗幕で覆われていた。

総合MCとして一人でステージに登場した須藤凜々花は、その現実を真摯に受け止め、「NMB48の第2章の1日目として、伝説のライブをしたいと思います!」と宣言。リクアワ対象外だった自身のソロ曲『ショートカットの夏』を初披露し、会場を盛り上げた。

20歳の誕生日を迎え、祝福される渋谷凪咲 (C)NMB48


ステージ後方のモニターで順位が発表され、その中からピックアップされた曲をパフォーマンス。MCでは須藤がメンバーの素顔に鋭く迫っていく。この日、20歳の誕生日を迎えた渋谷凪咲は「たくさんの方に愛されるアイドルになりたい!私から目を離さないで下さい!」と、“なぎさスマイル”をふりまいた。

姉妹で『ハートの独占権』を披露した上西恵(右)と上西怜(左) (C)NMB48


63位にランクインしたのは『ハートの独占権』。オリジナルメンバーの柏木由紀・渡辺美優紀に代わって、上西恵&上西怜(リアル姉妹)、山本彩&山本彩加(名前が似てる)、植村梓&山田寿々(ポスト山田菜々と山田菜々の実妹)の3組が登場。レアなデュエットにファンは大興奮!

61位までの発表が終わり、アンコールでNMB48劇場の金子支配人が登場し、ドラフト2期研究生の堀詩音の正規メンバー昇格(→チームM所属)をサプライズ発表!

堀は「20歳の生誕祭でも昇格したいと言っていたので本当に嬉しい。やっとスタート地点に立てたような気がするので、ずうずうしいぐらい上を目指して頑張ります!」と、コメント。

更にVTRで、10月4日(火)から研究生公演がスタートすることも発表され、本郷柚巴は「みんなで切磋琢磨して、手を取り合いながら頑張っていきたい!」、安田桃寧は「昇格出来なくて悔しいけど、研究生みんなを引っ張っていきたい!」と、意気込みを語った。

60~31位 岸野里香卒業発表(8月27日・昼公演)


卒業を発表した岸野里香(右) (C)NMB48


ライブ冒頭のMCで、林萌々香は、前日の山本彩不在のコンサートでセンター奪取宣言が続出したことを受け、「私もNMB48のセンターに立ちたい!」と、センター争いに参戦することを表明。研究生の中で最年長の19歳、村中有基は「研究生公演のセンターを目指したい!」と、もうひとつのセンター奪取を宣言した。

58位『ナギイチ』、51位『高嶺の林檎』、43位『僕らのユリイカ』、42位『ドリアン少年』、39位『甘噛み姫』、36位『らしくない』と、シングル表題曲が続々とランクインする中、31位までの発表が終わり、アンコールへ突入。

ファッションモデルを目指す村瀬紗英が「自分がこの位置で停滞しているのが悔しい。自分のキャラを確立させたい!」と語れば、AKB48加入から7年目のキャリアを誇る市川美織(14年4月にNMB48へ完全移籍)は「私のライブパフォーマンスは若いメンバーにはまだ負けてない!私もまだまだ輝きます!」と、負けん気を発揮。

そして今、自らの夢へ向かって歩き出す決心をしたメンバーがいた。1期生の岸野里香だ。「私、岸野里香はNMB48を卒業します。私は歌うことが大好きで、皆さんが私の歌が好きと言って下さるのが本当に嬉しくて…。NMB48の活動の中で、歌手になりたいという夢を見つけました。これからもっと歌を練習して、絶対、皆さんの前に帰って来たいと思います!」。

同期の山口夕輝は「里香ちゃんが一番の心の友でした。里香ちゃんは最強の歌手になれるから、頑張ってな!」と、泣きながらエールを送った。

30~1位『虹の作り方』に栄冠!山本彩ソロライブツアー発表!(8月27日・夜公演)


3位は『片想いよりも思い出を…』!センターは薮下柊 (C)NMB48


人気メンバーのソロ曲やユニット曲などがしのぎを削るベスト30。

昨年1位の『想像の詩人』は11位、同2位の『ジッパー』は4位で登場し、いよいよフルコーラスで歌唱出来る、ベスト3の発表へ。

3位は『片想いよりも思い出を…』。シャボン玉が舞う演出の中、センターの薮下柊を中心に、16人の笑顔が弾けた。

2位は『冬将軍のリグレット』!センターは矢倉楓子 (C)NMB48


2位は『冬将軍のリグレット』。「難波鉄砲隊其之弐」名義の8人ユニット曲で、センターを務める矢倉楓子は「4年前の曲なんですけど、毎年ランクアップ(8→5→3→2位)していて、誇らしいし、嬉しいです!」と、喜びのコメント。

1位は『虹の作り方』!左から須藤凜々花・薮下柊・太田夢莉・渋谷凪咲・内木志(C)NMB48


そして1位に輝いたのは、太田夢莉(センター)・薮下柊・渋谷凪咲・須藤凜々花・内木志の次世代エース5人のユニット曲『虹の作り方』。薮下は「この1位を機にユニット名を付けてほしい!」、太田も「ぜひ2曲目もお願いします!」とアピール。内木は「非選抜が私だけなので、選抜に入りたい!」と、シングル選抜入りを志願した。

5人のパフォーマンスを見届けた山本彩は、「なんて希望に満ち溢れた1位でしょうか。未来が明るいという実感が持てたリクエストアワーでした。」と、感慨深げ。

アンコールでは、山本彩が11月にソロライブツアーを開催することが発表され、山本は「もちろんNMB48としての活動の手を抜くことはありません。このグループは夢を叶えられる場所なんだということを証明したいと思います!」と、力強く語った。

また、最後のMCで、川上千尋は「私にはまだ自分の代表曲がないので、来年のリクアワまでにそれをいただいて、1位を獲りたいと思います!ずっと選抜にいれるようなメンバーになって、NMBを引っ張っていける存在になりたいです!」。磯佳奈江も「センターも獲りたいし、選抜にも入りたいですが、私は最年長(23歳)メンバーなので、チームのキャプテンとして、引っ張っていける存在になりたいと思います!」と、決意を語った。

冒頭のMCでも、久代梨奈が「センターに立ちたい!選抜復帰したい!いつかはキャプテンになりたい!」と3つの目標を掲げ、加藤夕夏が「私の武器はダンスなので、かっこいいパフォーマンスでNMBを引っ張っていきたい!」と、宣言した。

これほどまで、多くのメンバーが熱い想いをさらけ出したライブはなかった。今年のリクアワは、初日に須藤凜々花が語ったように、NMB48の第2章の始まりを告げた伝説のライブとして、語り継がれていくだろう。

【取材・文=ポッター平井】

ポッター平井

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