太陽の塔を振り向かせる?「おおさかカンヴァス 2016」
関西ウォーカー
10月22日(土)~30日(日)、大阪の芸術祭「おおさかカンヴァス 2016」が、万博記念公園「太陽の広場」、EXPOCITY、万博記念公園駅で開催される。
大阪の街並みをカンヴァスに見立てたアート作品で、街の魅力を発信してもらおうとする同芸術祭は、審査員長の建畠晢氏も驚きを隠せないほど、これまで奇想天外な作品を多く生み出している。昨年には、道頓堀川に突如として現れた巨大寿司オブジェの作品「ローリングスシー」で、SNSなどで話題になった芸術祭だ。
今年のテーマは、「太陽の塔を振り向かせる」。今年も趣向を凝らした面白い作品が展示を予定しており、会場にズラリと並ぶ。
太陽の広場では、井口雄介氏の「KALEIDO-SC@PE(カレイドスケープ)」を展示。作品名の通り巨大の変形万華鏡で、ペダルをこぐと万華鏡自体と土台が回転し、周りの風景全体が作品の一部となり、今までの風景とは全く違う視点で楽しめるのだそう。
また、ちびがっつ氏の「太陽の人」も同広場にて展示される。こちらの作品は、生身の人間である作者が全身にペイントし、太陽になりきって立ち続けるというもの。昨年の「街角の電気スタンド」に続き、人間そのものが芸術になった作品だ。
太陽の広場やEXPOCITYではYotta氏の「穀(たなつ)」が。「ポン菓子機」をモチーフした「大砲型ポン菓子機」を車両に積載し、「爆発」することによって食べ物が出てくるという作品。「太陽の塔」と打ち建てた岡本太郎の“対極主義”から発想し、「生と死」という対極を表現したものなのだとか。
ほかにも、大阪芸術大学と大阪府のシークレット作品や、松蔭中学校・高等学校美術部の「おおさか福笑い」など、多くの作品が展示される。
百聞は一見に如かず。どんな方法で”太陽の塔を振り向かせる”作品なのか、あなたの目でぜひ確認しに出かけてみよう!
【関西ウォーカー編集部/小笠智子】
小笠智子
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